私たちが暮らす社会にはいろんな業種がありますが、小売であったろ飲食であったり、農業であったり、お店や会社のファンがいるから経営が成り立つものだと考えています。
「あそこの店は〇〇が美味しいからランチをいただくことが多い」とか、「センスのいい店だから季節の変わり目には自分に合った洋服がないかと覗くようにしている」など、誰にでもお気に入りの店があって活用されているのではないでしょうか?
経営する側にとっては、お客様に満足していただかることを考えて店作りをしている訳ですが、長年に渡り店のファンでいてくれることや、新規のお客様を増やしていくことは簡単ではありません。
時代と共に生活を取り巻く環境も変わってまいりますし、同業の店舗が増えたりして、年数と共に選ばれる店であることの難しさを味わうのでしょう。
「昔は元気のいい店だったが代が変わって品質が落ちた」とか、「店の規模を大きくしてサービスが悪くなった」とか、よく聞く話です。
長い年月をかけて成長し続けるということは至難の業で、50年、100年と歴史を積んで、変わらずファンを集めていらっしゃる先は尊敬に値する経営をしているといえるでしょう。
そこで問われるのが、お客様や地域の方々から愛される店をどう作って行くかということです。
親切に接客する店だけでもダメだし、過剰サービスが続けば、経営の資源となる利益を食いつぶして、挙句の果ては、信頼をいただいているお客様にご迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
仮にもお客様から信頼と安心をいただくためにどのような取り組み方がベストなのかを、いろんな角度から検証し、実行していくことが大切なのではないでしょうか?
確か相田みつをさんの言葉に「迷いながらも一本道」という一文があったように記憶していますが、私が歩んできた道はまさに迷い道や寄り道の連続だったように思います。
モチベーションを高めて行くことも簡単ではなく、来る日も来る日も自分との格闘の日々。
改めて昨日と違う店を築いて行くことに意味があり、昨年と同じでないことの心意気が店の鮮度を保ち、お客様を惹きつける秘訣かと考えて止みません。
6月を前にして、そんなモヤモヤ感が渦巻いていて、浴衣商戦へ向けての心の整理をしているところです。
そして思いついた心のキャンペーン。
「楽しいと思える店の一番星を探し。それがアピールできるキャンペーン」始めます。
そのことを店のウンドーで表現してみました。

店のウインドー
テーマは「馴染みやすい和ものの店」。
しばらくの間、「和柄Tシャツ」と「ゆかた」に商品を絞り込んで新規客を集められたらと思って、ウインドーを変えてみました。
ここからもう一度、新し道を探ってみるつみりです。
8人の可愛い娘が並んで馴染んでいただけるかと思っています。
可愛いでしょう・・・
こうして通りがかりの人に何か印象付けることって、店を思い出してもらえる切っ掛けにもなると思っています。
繁盛店となる道筋に何が必要なのかよく分かりませんが、少なくても店の心意気だけはアピールしたいです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







