ニュース番組の途中に突然入ってきた新潟と山形にまたがる地震情報に驚かされました。
幸いにも大きな被害が出なくて良かったと思っていますが、津波情報が石川県能登半島に出ていたこともあり、その事を心配されたのか県外のお客様から深夜11時半頃にお電話をいただきましてね~
ネットからお買い物をいただいたことのあるお客様ですが、心配してくださいましたことを心より感謝申し上げたいと思います。
今は大丈夫でも余震が心配されるとのことで、新潟・山形方面の方は身の安全を図ることを忘れないようにしてください。
そんな訳で、災害に遭った土地の方には申し訳ないのですが、穏やかに一日が過ぎた一日でした。
今日は着物を着たときの美しい所作を保つポイントを書いてみようかと思います。
◆立ち姿
・腰の仙骨(せんこつ)を寝かせないように立てておく。※仙骨とは脊椎(せきつい)の下部に位置する大きな三角形の骨
・耳たぶを肩にのせるような気持ちをこころがける。
・天から糸で引っ張られているような感覚を持つ。
◆歩く
・つま先が外を向かないように歩幅は履物一足分。
◆座るとき
・浅く腰掛ける
・立ち上がる時は両膝をそろえて一旦静止してから動く。
◆動作を始める前
・ひと呼吸おいてから話したり動いたりする癖をつける。
・ひと呼吸のあいだに考えてから行動できる。
◆呼吸
・腹式呼吸を心がける
・浅い呼吸になったときは、体の中にある空気を吐くことをこころがける。
◆お辞儀
・頭を下げてからひと呼吸おいてから体を起こす。
・一旦立ちどまってからお辞儀をする。
・座布団に座るときは一旦膝をつくが座布団の手前三分の一の位置に。
◆手の指はそろえておく
・手の指にいつも意識を向ける。
・まっすぐ伸ばしているとすべてが綺麗に見える。
◆ちょうどよい距離のたもちかた
・人と人との間のちょうど良い距離は1.5メートル。
・相手との真正面をずらして座ると良い。
参考になればと思い、或る本に書いてあったこと写したものです。
浴衣を着て日本の風情に触れる季節が訪れようとしていますが浴衣も和服です。
落ち着いた着姿や立ち振る舞いがあると、気遣いのできる女性になってみえるのではないでしょうか?
大切な心構えかと思っています。
そのようなことを思うところがあり記事に採り上げてみました。
こちらの画像は竺仙さんの藍色の綿紅梅小紋を麻八寸帯でコーディネートしたものを麻のれんとコラボさせてみたものです。
涼し気な感じをお伝えすることができたでしょうか?
綿紅梅小紋は帯を半巾帯に替えれば浴衣として着ていただける着物で、体型に合った寸法で仕立てることで気姿が美しく見えます。
当店では着心地と着姿の美しさを大切にしたオーダーメード仕立てをおススメしていまして、是非ともご相談をいただけたらと思っております。
お仕立てに時間を要するので、新調されたいと思っている方はお急ぎください。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。