男の夏着物を「夏お召し」と「羅織の角帯」でコーディネート

男の夏着物

午後の時間帯だったと思うは、雨が降り始めて夕方近くになると本降りの雨。

 

あちこちで夏祭りが予定されていたり、金沢では花火大会の開催日でしたが雨のために明日に順延になったようです。

 

台風の影響で多くの人が当てが外れた感じでいるのではないかと思いますが、相手が自然となれば仕方ないことなのかも・・・

 

店はお客様で溢れる時間帯が2度ばかしありましたが、一日を通して暇な時間帯が目につくようになり始めていて、閉店後はお客様の急ぎの仕立て物を和裁士のご自宅まで持っていったりして、落ち着かない一日だったかもしれません。

 

涙市も残すところ後二日間。

疲れを感じていますが、気持ちを奮い立たせて頑張らないといけないと思っております。

 

今日は画像を撮り込むことができず、インスタにも使った男の夏着物を紹介してみます。

 

 

 

 

男の夏着物
男の夏着物

 

画像の品は織物で織られた夏物のお召しというもので、画像をよく見ると着物が波打って見えるかとかと思います。

夏着物の清涼感を出すために、あえて模様となるように織られたものです。

 

 

その着物に博多織の羅(ら)織りの角帯を合わせた、正統派の夏の装いかと思っております。

 

 

平置きで着物の画像を撮っても、これが夏物なのかが分かりにくいために、記事を浮かした画像を撮ってみました。

 

 

 

男物夏お召し
男物夏お召し

 

こちらの夏お召しは蚊帳のような織り方をしていて、通気性の良い着物であることがよく分かるかと思います。

 

 

 

羅(ら)の角帯
羅(ら)の角帯(縦にした画像)

 

こちらは羅織の角帯で、すき間を空けて織られた夏用の角帯であることが見て取れるでしょう。

いずれも暑い夏に対応できるように作られた品です。

 

しかし、男物の夏のお洒落を我々が伝えてこなかったことが、その存在を知ることがなく終わっていて、男物の夏物があまり作られていないのが現状です。

 

きもの専門店の怠慢と思えるところがあり、地味な画像ではありますが記事に採り上げてみました。

 

 

毎日の記事の投稿は時として負担になりますが、どうにか書き終えることができてホットしています。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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