お盆を前に京都の仕入れ先が数件来ていましたが、寅年のお正月飾りを注文を入れた仕入れ先が、海外で作っている商品の一部がコロナ禍で納期が遅れることや、注文が取れない商品があることの報告がありましてね~
コロナ禍は国内外の商品生産を狂わせていて、この影響はいろんな分野に表れてくる気が致します。
この先、秋冬物の品揃えが難しくなっていることを覚悟していたほうがいいようです。
来る12日より七五三のきもの特集を予定していて、今日は女の子のお宮参りの祝い着でもあり、3歳の七五三詣りにも着ていただける一つ身の着物を紹介させていただきましょう。
その着物がここに映る疋田に紙風船柄一つ身の着物です。
宮参りの柄としたら、これまでとは趣が変わっているのかもしれませんね。
生後まもない赤ちゃんを神社でお参りする儀式を「お宮参り」または「初宮参り」といいます。
男子は生後32日目、女子は生後33日目にお宮参りを行うところが多いのですが、地域によっては時期が違い、早いところで7日目、遅いところで100日目に行うところもあります。
産声を上げた女の子が最初に着る着物が宮参りの着物で、後に3歳の七五三で着ることとなる着物です。
3歳の七五三は、お子さんの体格に合わせて腰上げと肩上げを終えてから被布コートを重ね、草履とバッグがあればお参りの形が整います。
画像はその姿を映し出したものですが、赤い被布コートと着物柄がとても合っていて可愛いません・・・。
白い草履の鼻緒は鹿の子絞りで、横に添えたボール型の巾着も絞りになります。
トータルコーディネートした3歳児の着こなし方に心を奪われていて、可愛い記念写真が撮れることでしょう。
このお宮参りの一つ身の着物は、3・4歳くらいまでのもので、7歳の七五三には大きさが合わないので着ていただくことはできません。
7歳になると四つ身になるので覚えておいてください。
子ども用の着物は大きさによってお召しになられる年代が変わるので、きものや小物選びは詳しい専門家がいらっしゃる先で相談されることをお勧め致します。
それではこれにて・・・
お休みなさい。