明日からの型絵染展に向けて、型絵染作家の荒川眞理子氏がお手伝いに来てくださいました。
荒川氏は台風19号で被害が出た水戸市の方で、北陸新幹線が使えないことから遠回りをして夕方に店に入って下さいました。
久しぶりの再会となりますが、店にお越しになられるのは初めてで、店内で休んでいただいていたのですが、しばらくしてお客様があり、急に忙しくなりましてね~
幸先よく、荒川氏の型絵染の帯を選んでくださった方がいまして、肩の荷が少し軽くなったかもしれません。
人手が少ないもので閉店間際までバタバタしていまして、片づけを終えてからパソコンを動かし始めたところです。
では今日の投稿です。

18日からの型絵染の看板
店頭には明日から4日間の期間開催させていただく「型絵染展」の立ちました。
いよいよ明日から荒川氏のお力もお借りして開催させていただく訳ですが、業界でご活躍中の女性作家さんに店に来ていただくのは初めてのことで、明日の閉店後にお客様と荒川氏との交流会を店内で開催させていただくことになっています。
この企画を思いついたのは、着物を製作される作家さんとざっくばらんにお話ができる機会を用意させていただいたらお客様に喜んでいただけるのではないかと思って用意したものです。
それに制作をされている作家さんでもあり、商品に対する詳しいお話も聞けるでしょう。
これも店のチャレンジ企画で、明日は長い一日になるのではないかと考えております。

荒川眞理子氏が染たれた型絵染の帯
そして明日からいよいよ本番で、店内の一角には荒川眞理子氏の型絵染の商品が並びました。
とは言っても図案から型紙作り、糊置きに彩色まで全ての工程をお一人でしていらっしゃるもので、ご紹介できる作品に限りがあることをご承知いただければと思っております。
紺系の格子からの小紋に合わせたダークな地色の帯も荒川氏の作品になりますが、模様の色彩が艶やかで綺麗でしょ・・・
結城紬や大島紬など、紬系でカジュアル感が溢れた着物に合わせるとカッコいいですね~
沈んだ色合いの着物であっても映えるし、薄地で綺麗な色合いの着物でも着姿がキリット締まって、合わせやすい帯だと思っています。
それに年代幅も広くてお勧めさせていただきたいひと品です。
このような感じで着物も作っていただきました。
型絵染展は明日から4日間で、18日(金)と19日(土)の両日は荒川氏が店内にいらっしゃいますので、興味をお持ちでしたら是非来店されてみてください。
他にもお伝えしたいことが山のようにありますが、明日に備えて体を休めたいと思っていまして、記事はここまでとさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







