雨が上がったこともあるのか、多くのお客様がお越しになられていて、加えて県外からネットにアップしている帯のことでご相談があり、とても忙しい一日でした。
もしかしたら神無月の会の一日の来店数よりも遥かに多いお客様だったかもしてません。
有難いことです。
エネルギーを使い果たしてしまった感がありますが、こう少し頑張らなくてはなりません。
お仕立てが出来上がった着物を取りに来られたお客様が、カジュアルな着物に合わせる長襦袢を見たいということでいくつか紹介させていただいたのですが、そのお客様がお帰りになられた後に次のお客様が入ってこられて、先のお見せした長襦袢を見て、「ま~・素敵な着物!」と、言葉を投げかけられましてね~
私が長襦袢であることをご説明させていただくと、長襦袢にこのようなおしゃれな品があるなんて初めて知ったというもので、今日の記事に採り上げてみたいと思います。
着物柄と勘違いしていたのは、この画像にある おしゃれ長襦袢です。
お客様は長襦袢といえば白がピンクのものだと思い込んでいたみたいで、目にした商品が長襦袢であることが分かると、「最近こんな品物が出てきたの?」
このような問いかけをいただくと、これまで怠慢な仕事をして来たのではないかとお終えるから、ただただ反省しかありません。
ここに紹介した長襦袢は留袖や訪問着、色無地と言ってフォーマルの装いに合わせるものではなりません。
街着と言えるような紬や普段に着る小紋などに合わせる遊び心のある長襦袢で、色合いを重視して楽しんでいただいてもよろしいですし、模様の柄で楽しい装いにすることも着物の楽しみ方です。
長襦袢は着物や帯のようにダイレフトに色柄が目に入るものではなく、チラリと顔を覗かせる色気みたいなものに価値があると考えてもいいかもしれません。
その色気という目線で長襦袢を選ぶと「おしゃれ長襦袢」の存在価値がいくらかでもご理解いただかるのではないでしょうか?
着物に合う長襦袢の色合いというものもありますが、まだお持ちでない方は、1枚くらいは持っていてもいいと思います。
着物を着ることが楽しく思えるようになりますし、カッコよくもあるのでお勧めさせていただきたいです。
素材のいい品を選んでいただけると着心地もいいと思います。
ということで今日はこれで終わらせてください。
これからできなかった仕事をもう少しやり終えて自宅に戻りたいと思っています。
もう少し、もう少し頑張らなくては・・・
ではこれにて・・・
お休みなさい。