空がどんとりしていて雨が降り続く一日でした。
こんな日は気持ちも重くなり、体調も万全とはいいにくいところもあって実りある仕事をすることができませんでした。
新しい年が訪れてましたが、お客様の動きが鈍く、その現実を何をしないで受け入れる訳にはまいりません。
どんな時でも話題性のある店を作り上げていくことが私の責任で、娘たちと相談をしながら、ワクワクするような風呂敷の提案ができないかと計画を練っているところです。
昨日も風呂敷メーカーの担当者と話をしていましたが、一人一人の風呂敷に対する認知度は高まっているものの、30年前と比べたら風呂敷の生産量は激減しているとのことです。
大きな要因として考えられるのは、ギフト用品として使われなくなったことが上がられるそうです。
だとしたら、風呂敷の価値を違った違った角度からアピールしていかなくてはなりません。
言葉でいうのは簡単ですが、成功事例が少ないだけに、いろなことを試しながら新しい道を探っていかないといけないと思っています。
考えてみたら、店が取り扱う商品はどれも同じことが言えます。
着物も昔はブライダルと直結していて、着物を準備しないといかないという消費者心理が働いて着物を用意してくれました。
振り返ればいい時代でした。
それが今では無駄と考える人が増え着物の販売量激減すると、呉服店が次から次へと廃業に追い込まれて、残された呉服店さんはほんの一握り。
その現実は風呂敷と同じで、着物も新しい価値を生み出して行くことが求められる時代になりました。
着物も風呂敷も活用したいという人だけが買い物をする時代になっているといえるでしょう。
だから業界関係者は頭を悩ますのです。
どうしたら店が取り揃えた商品を好きになっていただけるのかと・・・
店の存在を知っていただくことにも知恵を使わなくてはなりませんが、その先に商品の魅力を打ち出していくことが大切かと思っています。
前置きが長くなりましたが、今日はオーダーメイドで作れるバッグを紹介させていただきます。
この二つのバッグは長く定番品として取り扱いがある二本手の手提げバッグです。
バッグの生地は絹の西陣織で、フォーマバックよりも多くの持ち物を収納できる大きさのものです。
大振りのバッグは高さ25㎝×巾32.5×マチ8㎝(税抜き販売価格¥23.000)の大きさで、もう片方は高さ23㎝×巾26×マチ7㎝(税抜き販売価格¥18.000)のものです。
どちらの柄の評判が良くて、習い事をしている方がなどに手荷物が多く収めることができて、品もあることから喜ばれています。
バッグの中央にはファスナー付のポケットも用意されていて使いやすいバッグかと思っております。
このバッグを作っているメーカーさんが使わなくなった着物生地や帯地から、いくつかの形のバッグを作ることができるので、いただいた資料をここに添付させていただきました。
画像が小さくて分かりにくいかもしれませんが、ここに紹介させていただいたバッグもここに載っています。
それが一覧表にある最後の二つです。
横幅が最も大きな巾32.5㎝のタイプでしたら、着物巾が38㎝以上あるもので長さ130㎝あれば同じ形のものが作れるんですね~
その加工費は税抜き価格¥20.000で、約2か月の期間を必要とするものです。
横幅26㎝の形のバッグは着物生地が100㎝必要で加工費は税抜き価格¥15.000となります。
タンスの中に眠ったままの状態の着物があれば作れるだけに、自分だけのバッグを作ってみるというのはいかがでしょう。
オーダーメイドで作れるバッグに興味をお持ちでしたらいつでもお尋ねください。
ということで今日の記事とさせていただきます。
風邪がスッキリしませんが、今日は何のトラブルもなくて体を労わることができそうです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。