今日で4日間の卯月展を終えることになりましたが、新型コロナ感染拡大の影響でお客様を展示会にお誘いできなかったことがとても無念でした。
人との接触を避けてくださいとの報道は商いをするものとしては心が折れるものがありましたが、今回ばかりは割り切るしかありません。
会を開いていて、お客様をお呼びできないことやウイルス感染の危険性もあり、複雑な思いでいましたが、大きな問題も起きず卯月展を終えることができたこは、ある意味で幸せなことだったのでしょう。
悔しいですがそのように思うことにしました。
その一方で大繁盛したのが、ちりめん細工の先生が作って下さった「手作りガーゼマスク」で、今月店で紹介させていただいてから数百枚の引き合いがあって、先生ともども驚いている次第です。
先生はガーゼマスクの店になったのではないかと冗談を交えながらお話をされますが、毎晩夜なべをして作っていただけることの感謝したいと思っています。

ガーゼマスクと靴下から作ったぬいぐるみ
そして今日も40枚近く手作りしたガーゼマスクを持ってくて下さいましたが、県外からご予約をいただいたお客様に振り分けると手元からなくなるという盛況ぶりです。
先生は今晩も作ってくれることをお約束してくださいましたが、マスクを作る生地や、ゴムに糸、ミシン針なども不足しているようで、負担をかけていることに心苦しく思っている次第です。
ご注文をいただいたお客様から喜びの声が届いていることを先生にお話すると、
「その関係性が大切なんだよね~ 他はもっと高く売っているみたいだけど、喜んでいただくことが一番!」
そんな意味合いの言葉をかけてくださって嬉しかったです。
改めで手作りガーゼマスクのお値段を申し上げさせていただきます。
子供のは・・・300円(税別価格)
大人物は・・・400円
大判の大人物も・・・400円
子供ものを数日前から200円だったものを300円と値上げさせていただきましたので、どうかご理解をいただきますように・・・
先生がお帰りになられてから、ご注文をいただいていた方のマスクを用意していて気付いたのですが、母の日にプレゼントしたいと言って、電話で3枚用意してくださった神奈川県の古谷様のお電話番号を注文書に書き写すことを忘れていまして、詳しいお話ができない状態であることが判りました。
このブログを見ていらっしゃるようであれば、もう一度お電話をいただけないでしょうか?
とにかくご注文をいただいたその日は、全国からご注文が殺到していまして、間違いを起こさないように注意していたものの、うっかりしていたようです。
大変申し訳ありません。
こうして記事を書いている合間にもマスクの注文が入って来まして、皆さんに喜んでいただけることがとっても嬉しいです。
明日は展示会の後始末。
私独りで片づけなくてはならないこともあって、マスクを郵便で送るのは水曜日なることを一言書き加えて今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







