空の上で我慢をしていたのでしょうか、思いっきり雨が降りました。
ドシャ降りの中を6月号の「あ・うん」を配っていまして、洋服はずぶ濡れで額から水が流れ落ちて最悪。
お客様と面会できる状態ではなくてポスティングするだけのことでしたが、こんな日は車を止めてからが勝負で、お客様の玄関先まで駆け足で走り、ポスティングを済ませると駆け足で車まで戻る。
午前中のことでしたが、のれん展の開催日前に情報紙を配り終えたくて無理をしてしまったようです。
そして午後は私一人で店を切り盛りしなくてはならず、店内の模様替えをしながらのれん展の会場準備も同時に進める一日でした。
店の経営はコロナの影響で厳しい状態であるというのに、変化に乏しい日は視方を変えれば平和な生活を送れているということなのかもしれません。
ニュースを見ていると人種差別の問題やコロナ感染が世界のスラム街に広がっていることなど、同じ人間なのに格差のある現実を見せつけられていて、考えさせられるものがあります。
コロナ感染の危険はなくなりはしませんが、穏やかな生活が送れていることに感謝しないといけませんよね~
一方で私の仕事に目を向ければ、コロナ感染を回避する意味で着物を着る場が失われていて、着物業界に大きなダメージを与えております。
この状況をどう乗り切るかですが、気構えとしては、事の流れに身を任せるのではなく、自粛ムードが続く中でも、魅力的な商品を採り上げて、お客様を惹きつけられる店をどうしたら作れるのかを一生懸命考え、そして店作りに活かして行くことが大切ではないかと思っています。
理想論ですが、そんな気持ちで仕事と向き合って行かないと生き残れない気がしてならないのです。
自分で自分を変える意識改革って なかなかできるものではなりませんが、まずは目標を掲げる事から始まると思っています。
そこに強い意志を育てることができたら意識改革が動く出すと考えたいです。
頑張らないといけませんね。
さて、今日は夏物の装いをコーディネートしてみたのでご覧ください。
夏物の着物である絽小紋をセミフォーマルの装いとしても着れるように夏物の刺繍帯でコーディネートしてみました。
着物は若草色で帯は生成の色をしていて、品よくまとめきれたのではないかと思っています。
腹も草花が刺繍されていて、夏の帯〆て帯揚げを加えてみました。
無難な色の合わせ方ですが、習い事をしている人にとっては安心が手にできるのかも・・・
コーディネートに使った夏帯は草花は全て刺繍で描き出されていて、露芝と桧垣を金加工で格調を高めていて、絽の附下にでも合わせていただける格を備えた名古屋帯になります。
模様も古典柄で正統派の装いになることでしょう。
好みのあるでしょうが参考になればと思って紹介させていただきました。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。