お客様のご自宅へ情報紙を配りたくて全日外周り。
店の戻るとぐったりしてしまって、一時間ぐらい「ぼ~」としていました。
蒸し暑さの影響もありますが、疲れが溜まっている感じがします。
仕事のことを忘れてどこか遠くへ行ってみたい気分ですが、この世はコロナ世界で伸び伸びしにくくなっていて、足元を見ればコロナの影響で仕事の筋書きが大きく狂っていまい、改善策を見つけ出さないストレスもあって「喜べる世界」とは無縁になっている気がします。
世界は「忍」の一字でみんな同じ。
強い気持ちがないと心が折れてしまいます。
遠くばかり見ていないで、今できることを一生懸命頑張るしかなくて、少しでも前進できたなら自分を褒めてやりたいです。
自分で自分を褒めた回数が、目の前の環境を変えていくのでしょう。
ただ「ぼ~」っとしていたのではなくて、いろんなことを考えながらエネルギーを蓄えていました。
納得できるやり方を見つけ、最後まで頑張らないといけないと思っています。
さて今日の記事ですが、過去に取り扱ったことのない素材のゆかたを竺仙さんから仕入れたんですね~
その浴衣地が白地に紺の縞柄で、「紙糸ゆかた」というものです。
見た目は何処にでもある白地の幾何学模様の縞なんですが、実は「紙糸ゆかた」といいまして、経糸(たていと)が綿で、緯糸(よこいと)がマニラ麻を原料とした紙からできた繊維で作られた『かみいと』なんですね~
軽くて肌に優しく着心地のいいゆかたで、大正時代初期に考案された「注染」で染めたそうです。
紙糸ゆかたは竺仙さんが今年初めて発表したもので、珍しさもありまして用意したものです。
ゆかたの模様は縞柄に水が流れているかのように渦を巻いたような縞が入り込んでいて、涼しげだと思いませんか?
男女どちらでも着ていただける模様で、羅の角帯と男下駄で男性用に見立てたものです。
いなせな感じがして素敵だと思いませんか?
このゆかた地に女物の単衣ゆかた帯をお合わせたら女性物になります。
それがこちらのコーディネートになりますが、小粋さがあって着なれた方の着こなしって感じです。
見た目よりも紙の糸を使っていることに話題性があり、手で触れた感触は綿のゆかたと一緒で着心地がどんなものなのかを知りたいと思っているところです。
紙糸ゆかたの本体価格は47,000円で興味をお持ちでしたら連絡下さい。
ちなみにご自宅でのお手入れ方法ですが、冷水で押し洗いしてください。
洗剤は漂白剤の入っていない中性洗剤をご使用ください。
揉み洗いは避けて、冷水でよくすすぎ、ネットに入れて軽く脱水し、形を整えてから陰干しをして乾かしてください。
アイロンはよく乾いた後に当て布をしてお使いください。
初めて世に送り出された商品とありまして、細かなお手入れ法が反物に添えてあります。
どうか参考にされてみて下さい。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。