これと言って変化の少ない日でしたが今晩は着付け教室の日です。
着物が一人で着れる人を増やしたくて、月曜日の午前と午後の時間帯と木曜日は閉店後に開設していますが、そとそろ浴衣の季節が訪れることもあり、浴衣の着付け教室を無料で始めたいと考えています。
浴衣の着付けは店のスタッフもできるもので、水曜日と金曜日も加えて無料着付け教室を設けてみることとしました。
店内の奥にある特設会場で行うもので、対応できる人数に限らますが、詳しい事については当店に尋ねていたただけたら思っています。
これも、地域の方々に少しでもお役に立つことができれなと考えてのことですが、着物が着れない方が多いだけに店作りのあり方も変えていかなくてはなりません。
直接私が関われない分、辛いものがありますが、現状でできることを探って行きたいと考えているところです。
今日は竺仙さんの絹紅梅の浴衣をコーディネートしてみました。
白地に藍の古典柄で年代層としては中高年の柄だけに、品のいい博多の羅織のブルーのボカシ浴衣帯でまとめてみたものです。
映像からも涼しさをお伝えできているかと思いますが、絹を85%使っているので、とても軽くて肌触りの良い浴衣なんですよ・・・
画像を大きくしてみると、格子しになった節のようなものが見て取れるかと思いますが、この太い線が綿糸で、その升を埋めているのが絹糸になります。
この下に汗取りとして浴衣スリップを着装していただけたら、気持ちよく暑い夏を過ごしていただけることでしょう。
何の変哲もない浴衣柄かもしれませんが、藍一色に味わいがあり、夏帯を合わせ長襦袢を使っていただけると、夏着物にもなることも一言付け加えておきます。
お値段は税込95,040円の品で、帯は27,000円の品になります。
参考にしてみてください。
今日も不完全燃焼で終わってしまった感じが否めませんが、県外の古いお客様からお孫さんに準備された振袖の帯〆帯揚げの相談をいただきましてね~
店の情報紙「あ・うん」を送らせていただいていることがご縁をいただけたものだと思っております。
ややもすると、結果を望めないと諦めてしまいがちですが、考えてみれば着物って頻繁に買えるものではないだけに、こうしてご縁を繋ぐ努力って必要なことです。
実を結ぶことが少ないことを承知しながらも、小さなことの積み重ねって意味を持つことを感じた出来事でした。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






