今日も暖かくて穏やかな一日でした。
昨日は七五三の日で、お参りに着物を着た人が多くいらっしゃったのではないでしょうか?
コロナ禍ではありますが着物をお召しになられる方少しづつ増えているようで、昨日、白山市で女性の集いがあったみたいで、お天気が良かったこともあり着物姿が目に付いたことを、見に行っていた店のスタッフが話していました。
数か月間にも続くコロナ騒動は着物業界の体力を奪うものがあり、考えさせられることが絶えませんが、着物を着ようとしている人のためにも呉服店の役割を果たしていかなくてはならないと思っています。
しかし呉服店の仕事は毎日が忙しいと言えるものではありません。
特に地方で店舗を持っている先は、一人もお客様が来ないという日が当たり前のようにあって、お客様を待つことが仕事になっているところがあるのではないでしょうか?
そこで問いかけたいことは、仕事って自分で仕事を探し出し、未来へと前進できる道を作り出すことではないかと思っているんですね~
だから物事を深堀しないとなりませんし、失敗の積み重ねが心を丈夫にしていくものだと考えなくてはなりません。
それが仕事だと思っています。
そう考えると、どのような状況下であっても”待ちの仕事”であってはならないのでしょう。
どうしたらお客様が店まで足を運んでいただけるのか?
お客様の来店時がビジネスチャンスと考えたときに、印象に残る接客をどのようにしたらいいのか?
口コミで店の評判が良い方向に広がることに夢見ているのなら、どこに軸足置いて改善を図ればいいのか?
だから待ちの姿勢であってはならないのです。
そう~、全てが創意工夫から始まると考えたいです。
厳しい環境はこの先も続くでしょうが、覚悟を決めて今できることを見つけ出して、この先の店作りの形に変えていきたいと考えている私です。
そこで次なる戦略として、お母さんの入卒用の着物提案を考えたいと思っています。

入卒用のお母さんのフォーマル着をコーディネート
こちらのコーディネートは、正に入学式を意識したコーディネートと言えるでしょう。
黄色い地色の附下に水色がかった七宝柄袋帯を合わせ、そこに草履とバッグ合わせたものです。
清潔感と品の良さがあって、ハレの日のお母さんの装いって感じでしょう・・・
20日からの感謝祭「十五万円以下の着物や帯の会」では、加賀友禅の附下や訪問着が特別な価格で並びます。
お手頃感の着物を探そうと思ったらこの会がベスト。
気軽に立ち寄っていただけたら嬉しく思います。
入卒用の着物は感謝祭での提案だけでなく、いろんな角度からハレの日の着物の情報を出していきたいと思っていまして、分からないことやお悩み事があればいつでも相談ください。
その第一弾として20(金)~25日(木)まで、感謝祭を行いますので記憶に留めておいてください。
では、今日はこれにて・・・
おやすみなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







