桜の模様で思いっきり春をコーディネート・着物の装い

 

 

ついに春が来ました。

朝から青空が広がり、日差しは柔らかく心ウキウキ・・・・・

春のオシャレを具体的に考えられる季節になったようです。

 

そこで今日は久しぶりに着物をコーディネートしてみようと思います。

それも思いっきり桜で春の演出です。

 

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取り上げたのは無地風の銀鼠(ぎんねず)色の小紋に、桜模様を刺しゅうであしらった黒地の名古屋帯。

草履も含めて しっとりとした大人の雰囲気を表現してみました。

 

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着物は離れてみると無地のように見えますが、近づくとこのように花模様を線で形取ってあり、まことにシンプルで上品な薫を漂わせています。

 

やはり春は重たい色の着物より、浅めの色が軽やかで素敵な装いになるのではないでしょうか・・・・・

 

私はその着物にモノトーンの桜柄の帯を合わせてみました。

白っぽい桜の花が黒地の色と相反して、浮き上がって見えます。

暖色の色が入らなくても、華やかな感じがするでしょ・・・・

 

ここまではサッパリと仕上げてみました。

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次に長襦袢や小物などを この着物に合わせるとなると、ほのかな桜色を使ってみたいですね~・・・・・。

 

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その色を長襦袢に使ってみました。

 

着物と帯が静かな色だけに、ピンクの色が立ち過ぎると静寂さは失われます。

そこで、押えた色のピンクで春を表現し、模様に遊びを取り入れてみました。

 

春を待ち焦がれた兎がピョンピョン飛び跳ねています。

そう~・・・私が春の訪れにウキウキするとうな心が踊る気持と似ています。

 

兎の模様に色がない事で、着物の装いを可愛くまとめ上げてくれているように思います。

 

この長襦袢の色や兎の模様が、チラリと顔を覗かせる度に秘めた女性の可愛さと優しさが周りの人に伝わるのではないでしょうか・・・・・

(チョッと表現がおおげさだったかな~)

 

ここまでコーディネートをしたのに、帯締め帯揚げを合わせる事を忘れてしまいました。

 

もしも貴方でしたら何色を合わせますか・・・・・

 

年代によって帯締め帯揚げの色の使い方が変わりますが、私でしたら大人のピンクや控えめの淡い紫、山吹色なんかも使ってみても面白いかもしれませんね。

 

わずかな部分に暖色系の色を持ってくると、華やかさが増すのではないでしょうか・・・・

 

これも肉眼で見てみないと判りませんがね。

 

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そして、かんざしも桜です。

イミテーションですが、黒髪に輝く白い花びらが清潔な感じがしてよろしいのでは・・・・・

このかんざしを着物に合わせてコーディネートると、30歳前後の装いになるかもしれませんね。

 

着物の雰囲気からしてもう少しおとなしい方が、シックリくるのかも・・・・・

 

私の独断でコーディネートしましたが、皆さんはどのような感想をお持ちになられましたか。

桜を使いすぎたかもしれませんねが、素敵な装いになったと自己満足している私です。

 

とにかく春です。春が来ました。

いつまでも冬眠していないで、素敵な春の装いを考えてみてください。

 

そのお手伝いをいつでもさせて頂きますよ・・・・・。

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