京都はきもの専門店の仕入れ担当者として私の店を映す場です

  帰りの電車に乗るとグッタリ。疲れが出てよく眠りました。

今日の京都出張は店内で企画している催事の打ち合わせや、一月後の顔見世ツアーの観光ルートの情報集め、そして、今週金曜日に県外からお客様がお越しになられることもあり、その準備などもありまして段取りの追われた一日でした。

IMG_0380.JPGその一方で、一部の仕入れ先では端午の節句の木目込み人形を発表している先もあれば、来年の新作浴衣の内見会をしているメーカーもあり、時の流れの速さを実感させられました。

物作りをしている仕入れ先を訪れるということは、現在の季節から離れた世界を覗くことになる訳ですが、焦点が合わないこともあって冷静な判断ができません。

訪れる先々で頭の切り替えをしなくてはならないだけに、行き慣れた仕入れ先であっても疲れるものです。

ところで、和装や和雑貨の仕入れ先が集まる京都へ毎月訪れていますが、顔を合わせる専門店さんっていつも同じ感じがして、頑張っている姿を見る度に勇気づけられます。

この業界で有名な専門店さんの経営者もいれば、地方の家族経営のご夫婦も来ていて、みんな一生懸命なんですね~

こうして商売を続けられているのも、これらのきもの専門店さんを見ているからで、「もっと頑張らなくてはならない」と、言い聞かせてきたところがあるからでしょう。

時には背伸びをして無理をすることもありますが、京都は私の店を映す刺激的な場になっているように思えます。

それだけに、もっともっと地域の仕入れ担当者として目利きのできる専門店になりたいし、そのためにも真剣にこの仕事と向き合っていかなければなりません。

その日はいつになるのか、気の遠くなる話ですが、何度転んでも諦めることがあってはなりません。

そんなことを問いかけて帰りの電車に乗り込む私です。

それではこれにて・・・
お休みなさい。