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ここ数日間で「幸せ」の存在を幾つも知ることとなりました。
当たり前のことで、記事にするような話題ではないかもしれませんが、寒く厳しい冬から春の訪れ知らせる青空と温かい空気に包まれた時に、満たされた平和な気持ちになります。
そして、健康な肉体を持っている喜びです。
これは病気になってみて始めて気づくもので、仕事ばかりしていると見落としていて、与えられたものに感謝することもありません。
そればかりか、体調を壊すと心配してくれる家族がいるということも幸せに証です。
風邪をひいてパワーダウンしてまった私は、ようやく普段の生活に戻ることができるようになりました。
それでも、微熱は引かず咳も出ますが全快へと向かっています。
そんな朝を迎えた私は、久し振りに私の好きな映画鑑賞をすることができるようになりました。
ここにも至福の時間があります。
どれも日々の日常の中にあることなのに、これを「幸せ」と感じ取れない自分がいたようです。
その私が4月に開催する卯月展を「幸せの扉」というタイトルで挑みます。
開催日まで、残された時間も少なくなってきていて、遅れを取り戻そうと必死になって構成する一日となりました。
その甲斐あって、仕上げることができましたが、今回も変化球無しの直球勝負です。
またもや私の器量を試される時ですが、最後のこの言葉で括らせていただきました。
どう重ねるか
何と何を重ねるか
重ねて初めて成り立つ
美しさもあれば
失われる美しさもある。
重ね方にこそ
女の知恵が見えてくる。
と、女性誌は語る・・・
きものは今、
おしゃれにこだわる人が欲しがる時代。
どこに行けば適格な商品を
きれいにコーディネートできるかを
探しています。
勿論、
洗練されたアドバイスも・・・
その一方で、
きものを知らない人が増え、
呉服店のあり方が問われる時代でもあります。
きものを介して喜びを伝えたい
それが『幸せの扉』
最も大切にしたい
店の役割だと考えています。
このような文を書いて、理解をいただける人はほんの一握りだと承知しております。
もしかしたら、だれも興味を持っていただけないかもしれません。
それでも社会と呉服店の関係を、地域ときもの屋の関係を、そしてお客様と店の繋がりを正面から向き合いたいことをお伝えしたいのです。
これまで幾度となく繰り返されてきた無残な結果。
それでも、私の考えは変わることはありません。
「信じて待つ」の心です。
少し元気になると無理をしてしまいます。
投稿の時間が遅くなりましたが、これで今日を閉じさせていただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






