来客が多くありまして、ざわざわとした一日でした。
店内は初夏の品揃えができつつあって、新たな気持ちで5月を迎えることができそうです。
単にそのことは品揃えができた事に過ぎず、夏商戦を生き抜くためのプランはこれからです。
訪れる夏を前にして、浴衣需要はこの店の生命線となるものでしたが、数日前にこの地域のビックイベントとなる花火大会が中止になったことを受けて、店作りの戦略を見直さなければなりません。
頭を抱えていても仕方ないので、新たな道を探り始めてうるところです、
その一つに、7月末日までにワクチン接種が高齢者を中心に打ち終えるのではないかと考えられ、コロナ新規感染者も抑えられた社会になっているかもしれません。
そんな予測を立てた私は、浴衣の集いを8月に開催することができないだろうかと考えています。
計画としては8月8日の日曜日のお昼の時間帯に、金沢国際ホテルの一角をお借りして篠笛を演奏者をお呼びしての音楽ライブとお客様との懇親の場を設けることができできたなら喜んでいただかるのではないだろうか?
思いついたら吉日とばかりに、ホテルの関係者と相談を始めたところです。
コロナ感染者が増えているようであれば見送りとさせていただきますが、トライしてみたいことの一つであることだけは確かです。
そして最も大きな戦略として、オンラインショップからの浴衣販売です。
この分野は、最も苦手としているところですが、ここに風穴を開けないと店作りに行き詰まることが考えられるので、手探りでもいいからアクションを起こしてみたいと思っています。
とにかくどのような状況に置かれても、踏み出すことを忘れないようにして、この店のファン作りに汗をかく覚悟でいるところです。
そしてもう一つ、巣ごもり状態が続く中で、家庭の癒やしの空間作りにも力を注いでみたいと思っています。
その一つに、新しく取り上げることとなった鍛冶職人が作った燭台と一輪挿しがあります。
店内には幾つかの鍛冶職人が作られた作品が並んでいますが、ここにアップさせていただいた「花あかり」もその一つです。
花と灯りを楽しめる燭台で、高さ30×幅18㎝の大きさのもので、ズームイン朝や家庭画報にも取り上げられたことのある作品だそうです。
クオリティが高く、職人の技を感じさせられています。
ここに店のスタップが山野草を生けてくれました。(本体のガラスの花器と似たもので生けております。)
お花は利休草・こでまり・みやまとめなの3種類を生けていますが、庭先のお花を生けて楽しんでいただけるものかと思っております。
和蝋燭は赤と白の2本が付いております。
いかがでしょう・・・
和のある暮らしって癒やされるものがあると思いませんか?
他にも似た燭台があって、お部屋のインテリアとして活用していただけたら素敵じゃないかな~
店のお近くに来る機会があれば是非覗いて見てください。
そして今日は妻の月命日でした。
店を手伝ってくれている次女と二人でお墓参りを済ませてまいりました。
妻に話しかけたいことが沢山ありましたが、娘が横にいたものでお墓掃除をして花を手向けてまいりましたが、私たちが前を向いて生活ができるのも妻のお陰です。
実は今日という日は卯月展後に妻の体調が優れなくて、近くの総合病院で診察を受けに行った日で、診察後の余命3ヶ月を宣告された日でもありました。
そのときの衝撃は今の鮮明に覚えていまして、忘れることができない13年前の出来事でした。
妻はその半年後の10月31日に遠い世界に行ってしまいましたが、そのとき私は「妻の分まで生きる」と誓いを立てました。
なので何が起きようとも心を折らしてはならないと思っているんですね~
こうて仕事と向き合っていられるのも、妻の無念さがあるからで、妻が残した足跡を消してならないと誓いを立てたことが今に至っています。
今は妻に感謝しかありませんが、どこま突き進めるのか私にはまったく分かりませんが、今日という日を大切にして踏む出すことだけを考えている私です。
ではこれにて・・・
お休みなさい。