コロナのニュースは私たちの仕事からエネルギーを抜き取るものになっていて、高いモチベーションで物事を考える力を失っている感じが致します。
とにかく予期せぬ出来事が次から次へと起きていて、コロナで傷ついた心の治療薬がワクチン頼みとは寂しい限りです。
オリンピック開催まで2ヶ月を切りましたが、国民の命を守ることを優先にコロナ対策を考えていただき、同時に、経営者の経営を守る対策も忘れないようにしていただきたいです。
今日は雨が降り続いていて肌寒い日となりました。
そのこともあってお客様の動きが鈍くなっていますが、余計なことを考えないようにして、6月の店作りへと向かっています。
コロナ禍で市場の動きは冷めたものがあって苦労するところがありますが、6月は「ゆかた祭」と題して、ゆかたに特化した店作りを考えています。
鮮度の高い提案が望まれますが、どこまで工夫できるか店の資源を生かして頑張ってみたいと思っています。
さて、今日は優しい夏のきものを紹介させていただきます。

ラベンダーの花 (絽の加賀友禅付下げ)
その着物はラベンダーの花を描いた加賀友禅の絽の付下げで、5月頃から7月にかけて咲く花を着物柄にしたものです。
まさに夏物の着物。
着物の地色は銀ネズ色で、ラベンダーの花は珍しいのではないかと思っております。

ラベンダー柄の加賀友禅付下げをコーディネート
絽の加賀友禅下げに夏の袋帯を合せて爽やかさを強調させてみました。
通り抜ける風を感じていただけるのではないでしょうか?
ちょうどこの時期のお召いただけたら最高のお洒落を楽しんでいただけるかと思います。
パーティの席などにお召いただけたらステキでしょうね~
地元石川県で描かれた加賀友禅付下げで他にも絽の付下げがありますが、悲しいことにコロナ禍で着物を着ていく場を失っていまして緊急事態といえるかもしれません。
ラベンダーの英語の花言葉は「献身的な愛」、「静寂」、「疑惑」だそうです。
大人の花のようですが、着物姿は誰よりも魅力的な女性を演出してくれることでしょう。
参考になるものがあれば幸いです。
今日はこれで終わらせていただきます。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







