苦労して創った神無月の会「三職物語」の瓦版・そして朝陽が昇る場所に立ちたい!

神無月の会の案内のチラシ

長引くコロナ禍で京都の仕入先が店を訪ねてくる機会がメッキリ少なくなり、他店がどのような動きをしているのかの情報がまったく入ってこなくなっています。

一方、地元の問屋さんでも同業者に合うことがなくて、私たち呉服店さんはどうしてしまったのかと、七不思議の一つのなっている感じがします。

 

改善が見られないコロナ禍で踏み出す手立て見失っているかのようで、業界人として寂しさを覚えてなりません。

景気は改善されつつあると聞いていますが個人消費はまだまだ。

夜明けはいつになったら来るのでしょう。

 

待っている間に、体力も気力も失ってしまうかもしれません。

だったら朝陽が昇る場所まで動いて見ればいい!

単純な話しだ。

これまでと何も変わらないことをずればいいにだ!

難しく考える必要はない。

 

そのような思いが大きく膨らんで、今年も「神無月の会」を開催させていただきます。

数日前から同じ事を語っていますが、三件の職先はコラボした『三職物語』というタイトルで10月22日から4日間、店内で開催させていただきます。

 

数日前から、その案内を知らせるための手作りのチラシ作りをしていまして、昨日構成が終わったことをお伝えしましたが、本日、印刷する前の彩色を加えた構成を終えたの連絡があり確認して欲しいとのこと。

 

 

 

神無月の会の案内のチラシ
神無月の会の案内のチラシ

 

それがこの画像になります。

表面はカラーで裏面は一色での構成とさせていただきました。

 

見て思ったことは、写真の取り方に注意を払ったつもりでしたが、構成を見ると素人写真そのもので能力の限界を感じさせられています。

表は全て私の手書き文字で、まとめるのにとても時間を要しましたが、この瓦版みたいな雰囲気がいいと思いませんか。

 

自己満足でしかありませんが、かなり気に入っております。

これで印刷に入って欲しいことを伝えた次第です。

 

その中身はこれまでの店作りのスタンスとまったく変わっていなくて、織楽浅野さんの帯を軸に京染めの野口さんの着物と江戸小紋の竺仙さんがコラボした大人の時間をお伝えできればと考えています。

 

 

 

三職物語の顔ぶれ
三職物語の顔ぶれ

 

その商品構成は平時の品揃えとまったく変わっていなくて、この画像に写る商品は、職楽浅野、野口、竺仙さんの商品で構成されたものです。

 

それも素敵でしょう・・・

 

三職物語の時はそれぞれの職先の新作品が並びます。
そして、職楽浅野さんの二代目さんが帯の図案などを持って店に来てくださるんですね~

西陣織の帯ですが、作り手の思いをいろんな角度からお聞きすることができるかと思っています。

 

この神無月の会は和装の美しさを多くの人に見ていただくための会で、実にシンプルな展示会です。

まだ一月以上も先の話しですが、どうか楽しみにしていてください。

 

私としては夜明が見られる会にしたいと考えていますが、相手人間だけにどうなることでしょう。
それは、一にも二にも、私たちの努力次第で結果が変わることで、そのことを自分に問いかけながら駒を進めたいと思っているところです。

明日から3連休の先が多いかと思いますが、店の前を通られることがあれば気軽に店に立ち寄ってみてください。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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