今日は空も晴れ渡り気持ちのいい一日でした。
なのにお客様が少ないというのは、いったいどういうのはなの!
そのようなことを呟く自分がいますが、そんな気持ちを読み取る人がいるのか、電話やメールなどから新しいビジネスの取り組みを考えてみないかとの営業が絶え間なく入ってきていて違和感を覚えております。
古い人間なのかもしれないが、営業をかけている本人の顔が見えない状態で、ビズネスの応援をしたいというのは虫が良すぎるし、なによりも信頼に欠けるところがあって安心ができません。
しかし、そのような仕事に従事する方が山のようにいる感じがして、毎月お給料をいただけているとしたら、何かが間違っているのではないかと思わずにはいられません。
他国に比べれば平和な日本ではありますが、毎日見覚えのない先から危険なメールが数多く送られてきていて、ネットに明るくない者にとっては、何が正しくて何処に落とし穴があるのか見分けが付きにくくなっていて、歪んだデジタル社会に怖さを感じています。
そのような環境の中でネット戦略は店作りに欠かせなくなっていて、店の情報を目にする人にとっては、信頼と安心が何処にあるのかを探っているのでしょう。
そう、私が探るようにして・・・。
そのようなことを考えると、店の弱みも知っていただくことも大切な情報に一つかと思っていて、ときには店主の愚痴もあってしかるべきかと考えています。
だって、普通の人間ですもの・・・。
今月に入ってスランプ経営が続いていますが、その打開策として幾つか新しい取り組みを始めたいと考えております。
その一つが娘から提案があった「出張ゆかた着付け教室」のサービスです。
店に隣接した地域に限定されますが、5人以上ゆかたの着付けを習いたい人がいれば、スタップがお邪魔をしてゆかたの着付けや帯結びのご指導をさせていただくというサービスです。
そのサービスには5千円もサービス料金が必要となりますが、一人でも多くの人が人の手を借りないでゆかたが着たれるひとを増やしたいと考えて取り組みを始めたものです。
取りあえず今日は子供達が卒園した幼稚園に営業に行ってまいりましたが、ダーゲットを絞り込んで新たな店のサービスをお伝えできればと考えているところです。
そしてもう一つ、新たな店作りとして、来る16日(水)~23日(水)までの8日間、店内で音がないミニコンサートを開かせていただきます。
そのコンサートとは、和装品の楽器や音符柄を商品を集めたミニ個展で、きものや帯、和装小物に音楽に関連した模様を紹介させていただきたいと考えています。
しかし、そのような商品を持っている仕入先がとても少なくて、コンサートの頭に「ミニ」を付けることになった次第です。
それでも取り組む私としてはワクワク気分でいて、お客様にきものの面白さをお伝えできればと思っていまして、新しい風を起こしたら、きもの業界も変わるのではないかとかすかな期待を寄せているところです。
考えが甘いかもしれないが、小さくても夢を持てることは仕事をしていて楽しいし、一人でも多くの人の笑顔が見られたらこの企画は成功だと考えています。
そこまでのコンサートになるか分かりませんが、時間の許す方は気軽に覗いてみてください。
そして、Makuakeからの加賀染め足袋の販売を終了しまして、本日集計したところ111足のご支援をいただくことができたことが分かりました。
横浜のKさん。
お友達の分まで注文を取りまとめていただけたみたいで、娘からそのことを聞いて本当に嬉しく思いました。
ありがとうございました。
加賀友禅作家の「松任いち」先生に一つ一つ模様を描き込んでいただいていますので、皆さんの元に届くのはもう少し先になるかと思います。
今しばらくお待ちいただくこととなりますが、今回のプロジェクトは私たちにとって貴重な経験となり、この経験をこれからの店作りに活かして行くことをお約束致します。
本当にありがとうございました。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。