きものを長持ちさせる「保管の原則5箇条」・そして福島県からお越しになられたお客様

きものお手入れ手帳

今日はコロナ禍で延期となっていた「風呂敷包みの出張講座」が白山市の宮保公民館で開かれる日。

女性陣二人が準備を整えて会場となる公民館へ向かってくれましたが、午前中から土砂降りの雨で、午後から店を守る私としては、この雨の中、誰もお客様が来ることは無いだろうと思っていたら大間違い。

 

福島県からのお客様。

最初はどこからお越しなのか分からずにいたもので、風呂敷コーナーが出張講座で風呂敷を持ち出していて、不自然な売場だったものでその言い訳をしていると、時間差でお連れ様の男性が入店されると、そこで見覚えのあるお顔に気がつきましてね~

 

そうだ、二月近く前に福島県からフラット店に立ち寄ってくださった方だ・・・

そのことが分かると、正直とても嬉しくてしかたありませんでした。

 

こちのに用事があってわけでなく、飛騨高山に来ていて、今朝この店に行ってみようみたいな話になって着てしまったというのです。

 

40代前後のご夫婦かと想像していますが、職場の後輩という男性もご一緒で3人連れのお客様です。

 

きものが好きでいろんな呉服店を覗いたり、きものの展示会に行くことがあるそうですが、この店のきものや帯に付いてるお値段が驚くほどお安いのに驚いているというのです。

そしてきものコーディネートのクオリティとセンスが素晴らしいと、元気付けられる言葉をいただくこととなり嬉しせかったですね~

いく品かカジュアル系の着物や帯を紹介させていただくだけになりましたが、そんなに遠くない時期に3度目の来店をいただけるに違いないと思っています。

 

旅の途中なのかもしないが、私の店のことを思い出して来ていただけたことに感謝したいです。

ありがとうございました。

 

そして夕方近くにきものを持ってきもの相談に駆け込んで来たお客様が2件ありましてね~

お一人は喪服をこの雨で濡らしてしまい家紋が変色しまった。長襦袢も雨が染みて黒の色が付いてしまった。帯も含めてメンテナンスをお願いしたいとの相談でした。

注意が足りなかったことをしきりに反省していらっしゃいました。

 

お見積もりを取って正確な3点のお直し価格をお伝えしたいと考えています。

 

そのお客様がお帰りになったと思ったらその数分後に、初めてのお客様が相談したいことがあると、緊張した面持ちで袋に詰めていた喪服と帯を私に見せてくれくれましてね~

一瞬、先ほどのお客様のご親戚かと思いましたが、未使用の喪服にカビが出ていることが分かり、そのお客様にカビが出ているのでお直しが必要であることを伝えると、きものの管理方法について熱心に尋ねられることに・・・

 

そのお客様のご実家は呉服店だったそうで、何でも母親任せで、きものの管理を知ろうとしなかったことを反省していらっしゃいました。

 

お客様にはきものの管理方法を詳しく説明させていただきましたが、たまたま10月号の情報誌「あ・うん」できものを長持ちさせる「保管の原則5箇条」を書いていたいたので、参考になればと思うところがあり、書き終えた文をここにコピーしてみました。

 

 

 

きものお手入れ手帳
きものお手入れ手帳

 

その情報源は20年近く前にきもの雑誌の付録に付いていた「きものお手入れ手帳」から書き出したものです。

 

 

    きものを長持ちさせる「保管の原則5箇条」

 

1.「しまいっ放し」が諸悪の根源。まめに点検して湿気を防ぐ

「しまったまま」こそ、トラブルのもと。ときどき箪笥を開けて空気を入れ換え、きものを虫干ししましょ   う。また、こまめにきものを見ていれば、汚れや痛みにも早く気づきます。

 

2.ウール、ゴム類、粗製の紙と一緒に保管しない。変色の危険あり

ウールの着物、ショールや腰紐、着付け用のゴムベルトなどは絹のきものとは別の場所に保管しましょう。ウールは虫がつきやすいという点からも、絹製品と一緒にしないこと。

 

3.防虫剤の使い方に注意。「きものに向くものを1種類だけ」が無難

防虫剤は用法、用量を守って使わないと、接着事故などにつながることがあります。できればきものに向くものを選び、2種類以上併用しないこと。

 

4.光に当たらないようにすること。日陰のつもりでも油断は大敵

きものを干す間は、自然・人工とも光に注意すること。気をつけたつもりです、時間が経つうちに、紫外線の影響を受けることも。干す時間は必要最小限にすることが大切です。

 

5.当分着ないものや、夏物などは手入れに出してからしまう

小さな汚れでも時間が経つと広がったりします。当分着ないものや、夏物や長襦袢のように汚れやすいものは、シーズンの終わりに専門家に手入れに出してからしまうほうが安心。

 

虫干しは湿気の多い梅雨時に虫が活発に活動するので、梅雨が明けたあとの夏の土用(どよう)のころに虫干しが行なわれました。

いわゆる土用干しであるが、最近は湿気の高い土用よりも空気が乾燥して虫の産卵も少ない10月頃に行なわれることが多いとのことです。

 

年に一度くらい、箪笥の中の空気を入れ換えて、きものの虫干しをされると、カビが出ることも少ないのではないかと考えられます。

是非参考にされてください。

 

長い記事になってしまいました。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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