汗と着物の関係・そろそろ夏きもののお手入れを・・・

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残暑が続いていますが、それでも秋は静かに近づいています。

稲穂は黄色く色付き始め、爽やかな風に揺られる向日葵も何処となく元気を失っているような気がして・・・・・

 

季節の幕引きが始まっているのかもしれませんね。

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そんな夏の終わりに、友達から夏の着物のお手入れについて相談されました。

簡単に説明をしてきましたが、意外と知らない方も少なくないかと思い、着物と汗の関係について書いてみようと思います。

 

ジッとしていても汗が出る夏、浴衣であっても着物を着るとなると、その暑さはひとしおで、たかが一度しか着ない浴衣でも、汗取りをしておいてください。

 

汗の成分の多くは水で、一晩陰干をすればシワは残るものの汚れというものは判りにくいものです。

しかし、汗の中には塩分・尿素・乳酸などが含まれていて、水分が蒸発しても、塩分などが凝縮して残ります。

 

又、汗と共に繊維の奥に染み込んだ皮膚汚れは空気中の酸素のよって酸化されていきます。

このことが、時間と共に生地の劣化や取れにくい黄ばみ・黒ずみの原因になることがあるんですね~

 

従って、着物にシミがないからといってタンスにしまい込んでしまうと、そこには危険が潜んでいます。

 

世話かもしれませんが、シーズオフになったら着物や帯の汗取りをして片付けてください。

勿論浴衣も同じ事で、クリーニングしておいてくださいね。

 

当店でも着物のメンテナンスを受けておりますので、気軽にご相談してください。

 

季節のリレーが始まっているのに、今一つ、リズムに乗れないでいます。

具体的な店作りが定まっていないのかもしれません。

 

この時期に小さな秋をいっぱい集めて、心をふるい立たせないと・・・・・

解ってはいるのですが・・・・・






 

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