蒔糊(まきのり)の小紋を金箔を使った染帯でシンプルにまとめる・そして261回目の情報紙が完成

シンプルな着物コーディネート

一度消えた雪がこの寒波で再び積雪となりましたが、幸いにも大事になるような雪でなくて、今朝の雪透かしは1時間くらいで終えたのではないでしょうか。

 

雪国の中でも比較的恵まれた地域と言えるのかもしれません。

雪は仕事に影響を及ぼすだけに、ほどほどの雪で寒波が過ぎてくれれば嬉しいのだか~

 

この雪が収まらないと春の訪れを感じることができないのかもしれません。

この地域にも卒業式や入学式を迎えられる先方が多くいらっしゃる訳で、そこに着物が存在するとなれば店としては何がしかのアクションを起こさなくてはなりません。

しかし、「笛吹けど踊らず」という格言があるように、手ごたえがあるとは言いにくく、この冬の気候を睨みながら、いろんな角度から春の装い情報を出すことに専念できればと考えているところです。

 

その気持ちを一言でいうのなら、「信じて待つの心」かな~

甘いと言われそうですが、これが北陸の冬なんだな~

 

今日は、お母さんの入卒用の着物の装いとしては華やかさに欠けるのかもしれないが、お洒落な着こなしを紹介させていただきます。

 

 

 

シンプルな着物コーディネート
シンプルな着物コーディネート

 

深い紫地の無地感覚の着物に立涌く柄を金の箔で浮かび上がらせた染帯で組み合わせ、金モールのバッグでコーディネートしたものです。

季節の草花は何処にもなくて、味気ない感じがするかもしれないが、このシンプルさが内に秘めた女性の魅力を引き出していて素敵なんだな~

 

きものは手仕事の蒔糊(まきのり)という技法で紫地の色を染めていて、糊伏せしていた箇所が色が染まらずに白くなっているですね~

その濃い地の着物に、白茶色のような明るい色の帯で胴の色を抜くと、装いの姿が軽くなり着物と帯の一体感が生まれます。

 

合わせた染帯には金箔を使っていて、それがセミフォーマルの装いへと導いているのでしょう。

金を意識した金モールのバッグも素敵かと思っております。

 

お子さんの卒業式に濃い地の着物をお召しになられて、入学式は明るい地色の訪問着や付け下げで式典に臨めれるというのアリかも・・・

参考にされてください。

 

難しい話はこれくらいにして、今年最初の店の情報紙「あ・うん」をどうにか仕上げることができました。

 

 

 

店の「1月号」の情報紙 №261
店の「1月号」の情報紙 №261

 

いつも言うようですが、ネタ探しに時間が取られていて構成が遅くんなってしまいました。

”ネタ探し”と言っおきながら、載せた情報はどれも皆さんがご存じの情報ばなりで、芸がないかもしれませんが、娘にも手伝ってもらい必死になって仕上げたものです。

 

今回に261回目の発行です。

早速明日からお客様回りができるかと思ったら嬉しくなります。

今晩の雪が心配ですが、とりあえずホッとさせられました。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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