ゴールデンウイークの最終日となりましたが、連休中はまずまずのお客様の入りで、明るい兆しが見え始めたように受け止めております。
たまたまかもしれないが、コロナ感染者の減少は県民の動きを活発にするところがあって、何処も勢い付いているのではないでしょうか。
私達のきもの業界はこれから夏に向かう時期とあって、舵取りの難しい季節を迎えることになります。
というのは、コロナ禍となって3度目の夏を迎える訳ですが、長引くコロナ禍で商品が作られてなくて、お客様のご要望に応えにくい市場になっているといえるでしょう。
なので、心が動く商品に出あえば、仕入れるようにしていますが、これも自己資金とに兼ね合いもありまして、仕入れ係としましてはこれまで以上にセンスが問われると考えています。
そのことに加えて、仕入れ先を事あるごとに尋ねては、何が作られているのかを確かめるようにしています。
明日は京都への出張の日で、新しい商品がないかを見て歩きたいと思っていますが、先月京都のお客様から先斗町に鴨川・をどりを観ないかと誘われまして、仕事を早めに切り上げて、お客様とご一緒しする予定で、その日は京都に留まる段取りでおります。
きもので鴨川をどりを観たいと考えてますが、この時期のきものの選択がとても難しくて、昨日なこの地域が夏日だったので夏物で対応したいと思っていましたが、今日は気温が下がり風もあることから単衣の装いで対応させていただこうかと考えてます。
要するに、快適に過ごせる着こなしを優先させたいと思ってまして、明日の朝になったらまた変わっているかもしれません。
雨は降らないみたいで安心していますが、鴨川をどりの後は、仕入れ先の担当者を誘って3人で食事をしたいと考えています。
コロナ禍で3年近く京都泊がなかったので、有意義な京都の夜にしたいと思っているところです。

丹後木綿をコーディネート
さて、この画像は紫地の丹後木綿を洛風林(らくふうりん)太鼓柄でコーディネートさせていただいたもので、現在店で話題となっている加賀染め足袋の隈取りと瓢箪柄の足袋で観劇を楽しむ装いを演出してみました。
装いの色合いが爽やかで、お洒落だと思いません・・・。
多くを語る着こなし方ではないかもしれないが、色合いの組み立てが春らしいでしょう。
木綿のきものなのに品の良さも加わり、そこにワンポイントで隈取り柄の白足袋が効いていて、まさにオンリーワンの着こなしかと言えるでしょう。

丹後木綿/紫地に細縞
こちらの紫地の丹後木綿は新色で、街着のきものとしてはこれまでなかった色かと思っています。
単衣仕立てとなるので、ちょうど今頃着こなしていただけたら快適にきこなさるのではないでしょうか。
この丹後木綿ですが、オーダーメイドのお仕立て付きで、税込み価格52,800円で販売させていただいていましたが、今月より2,200円お値段が高くなりまして、税込み価格55,000となったことをここに報告させていただきます。
遊べる丹後木綿のきものかと思っているので、きもの遊びをしたいとお考えでしたら、是非一枚手にしてみてはいかがでしょう。
ということで、今日の記事と致します。
ではこれにて・・
お休みなさい。
そうそう、加賀染め足袋の応援よろしくお願いします。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







