【店主の呟き】
再びクリスマスの間に寒波が来るとのことで、足元のいい間に、できる限り12月号の情報紙「あ・うん」をお客様宅にお届けできればと、朝から外回りをする一日でした。
雪が道路に残っていることもあって、住宅地に入ると振り固まった雪が車の運転の障害となり、停車している車を避けたくてハンドルを切ると、車体が横滑りしたりするのでとても気を遣います。
他にも車道が両脇に残った雪で道幅を狭くしていて、車の運転には注意を払う必要があってとても疲れました。
これから約2ヶ月間、雪との戦いが始まるかと思うと気が重くなります。
戦う相手が「天気」だけに何の抵抗もできませんが、だからといって静かに春を待つと言う訳にもまいりません。
経営者の器量が試される時でもあり、1・2月の店作り構想を具体的な形にしなくてはならないと考えてます。
その構想ですが、幾つか考えていることがあっても、そこには商品やサービスというものが必要で、何をどうしたいかを決めなくてはなりません。
そのことに伴って販促も必要とされます。
この店作り構想がとっても大きな問題となるものです。
その一つとして、毎年小学校に入学されるお母さんの着物への関心度は高く、店との接点をどうしたら持てるを考えてみたいと思っています。
【きもの何でも相談・開設します】
きもの屋(呉服店)である以上、当事者の着物の見立てが優先されるべきことなのでしょうが、若いお母さんの目線で考えると、着物を着ることに対して分からないことが多くあって、疑問や不安を取払ってくれるアドバイザー的な人が近くにいてくれたらと思っている人が沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
例えばお母さんが着ていた着物を自分が着られるのだろうか?
その着物が子どもの入学式にふさわしいものなのか、合わせる帯はどのようなものがふさわしいのか?
例えば、タンスのしまっていた着物や長襦袢にシミがあり、そのシミ取りをどこでそうだんをしたらいいのか?
例えば、着物の寸法が体型に合っていない着物を直すことができるのだろうか。その場合の期間と器用はどれくらいいるのか?
例えば当日の着付け必要な和装小物が揃っているのか?振袖に使った草履とバッグが入学式の着物に合うものなのか?
例えば、長襦袢に半衿が必要だと聞いたけど、半衿っていったいなんなの。長襦袢に取り付けるなんてできないしどぷしらいいの?
例えばこの日のために新調した着物にシワが入っていて、このシワをどうしたら取れるの?
例えば着物や帯など、着物を着るための準備はできたけれど、美容院はどこも着付けがいっぱいだと断れてしまって、いったいどうしたらいいの?
などなど、着物を着慣れていない若いお母さんが、お子さんの入学式の式典に着物を着こなすというのは、準備から着付けに至るまで、一人でできるものではなりません。
その、できないことに専門家の知恵と力をお貸しできればと思っていて、この想いをキャッチコピーで完結にまとめるとしたらどんな言葉になるのだろう。
外回りをしながらそのことだけを考えていましたが、何も浮かび上がりませんでした。
この店の店作りをお客様の視点で考えられたら、もっともっとお客様が増えるように思えるのですが、そのやり形を見つけ出せなくて頭を痛めています。
何かいいアイディアがあったら教えてください。
記事をまとめることができませんでしたが、若いお母さんのお力になれたらと思っているので、いつでも気軽に声をかけてみてください。
その準備を整えているので、もうしばらくお待ちください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。