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こつこつと積み上げて来た「決算の会」が明日から始まります。
店のスタップ並びに仕入れ先のお力沿いもいただき、準備を整えることができました。
このことに感謝をしなければなりません。
ありがとうございました。
私が言うのもなんですが、店の特徴が前面に出せた品揃えではないかと思っていますが、お客様がお越しいただけることとは次元が違うこともあって、不安に思うところもあります。
ともかく、高望みをしないでお客様に喜んでいただける接客に努めることが、自分の役割だと思ってベストを尽くしたい。
そんな心境で明日を待つ私です。
そして今日は娘にとって大事な一日でもありました。
花嫁衣装の白打ち掛けをみに行く日です。
ご先方のお母さんとも来てくださって貸衣装の「みつわ」さんで選んでまいりましたが、私に仕事である着物を選ぶのとは少し勝手が違います。
一生に一度しか着れない白打ち掛けにどのような想いを託すかということです。
いくつかご紹介をいただいた後に選んだのが照りのある緞子(どんす)地に牡丹などの花柄が唐織になり、その中で鶴が飛び出そうとしている情景が伺えるものでした。
ここに妻がいたなら どれだけ喜んでいたことでしょう・・・
ご先方のお母さんは涙ぐんで喜びを表現してくださいました。
男と女の違いはここにあるのかもしれません。
披露宴の衣裳は娘に作った紅の振袖を着せたいと思っていますが、こうして、さまざま想いを包みこんで一つ一つ事が進んでいきます。
挙式は9月3日です。
これから細かなことに気を配らなくてはなりませんが、私に母親の代役を務めることができるでしょうか。
あまり難しく考えないで、出来ることを一つず片づけていくのが私の役目なのかもしれませんね。
明日から5日間の会が始まります。
その間は仕事の集中し、着物愛好家のお手伝いができる私でいたいと思います。
それではこれで今日を閉じたいと思います。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






