夏牛首紬で初夏のお洒落な装い・ペンギン柄の麻染帯が魅力を引き出している

ゴールデンウィークの後半戦がスタートを祝うかのように天気に恵まれて、何処のご家庭も家庭サービスの日となったのではないでしょうか？

 

店は平常通りの営業となりましたが、いつもと替わらずバタバタしていて、お客様が重なる時間帯もありまして結構忙しくしていました。

 

気の休まる日がありませんが、これも信頼をいただいているお客様がいてくれるから、忙しくしていられるのでしょう。

有り難く思っております。

 

ゴールデンウィーを仕事のことを忘れて、羽を伸ばしゆっくりしたいところですが、私の貧乏性は死なないと直らないみたいで、今月開く「東京展」のことが気になって仕方ありません。

 

特に今はSNSでの情報公開が必要とされていて、案内状が無い新しいスタイルの展示会を自らが考えて作り上げていくことの面白さを味わっているところです。

 

そこで今日は「はじめまして・東京展」に出品予定の牛首紬をお洒落な装いにしてみたのでご覧下さい。

 

 

【夏牛首紬で初夏のお洒落な装い】

 

 

 

 

そのコーディネートがこちらの初夏の装いになります。

 

解説がなくても素敵な着こなしであることがお分かりいただけるかと思います。

 

きものは夏牛首紬で、縦に虹のようなラインが入っていて、それば着物のアクセントになっていますが、紺に地染めた麻の帯地にペンギン柄が浮かび上がった染帯で合わせて見た目の涼しさを演出してみました。

 

山葡萄の蔓で編んだ六角花編みバッグと帆布の生地から創作したオフホワイトカラーの草履台に刺繍の鼻緒ですげた草履で組み合わせて、加賀染め足袋の風鈴と竹の模様で訪れようとしている初夏の着こなしを仕上げたものです。

 

 

【ペンギン柄の麻染帯】

 

 

 

 

目を惹くのはなんといってもペンギン柄の麻染帯で、この帯を締めて外出されたら、その装いを目にされた方は、「なんてお洒落なの・・・！」って、心の中で呟くに違いありません。

 

それはご自身のクオリティを高めを認めていただけたことと同じで、立ち振る舞いにも気を付けていただけたら間違いなく輝くことでしょう。

 

 

【地元で織っている夏牛首紬】

 

 

 

 

お嫁入りが決まっていないようであれば、こちらのコーディネートを東京展に持って行くつもりでいますが、他にも牛首紬が数多く出品されるので楽しみにしていてください。

 

牛首紬で目にしたい商品があればお聞かせください。

お持ちできるようであれば、その望みを適えて差し上げたいと思っております。

 

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。