お正月の能登半島地震で大きな被害を出した珠洲市、輪島市、能登町を中心に過去に経験したことのない大雨に襲われて、再び大きな被害が出てしまったとのニュース。
自然災害とはいえ、9ヶ月間に2度も家や道路などの倒壊や水害に見舞われて、正常な状態でいられないのではないでしょうか。
どうして能登半島の住民ばかりが被害に遭うのかと、その土地にお住まいの方に行き場のない喪失感に襲われているのかもしれないと思うと、やるせなくなります。
返す言葉がありませんが、異常気象が災害を引き起こす引き金になっているとしたら、世界全体で対策を講じなくてはならないのではないでしょうか。
せめて水害に強い国土が作れたらと思いますが、難しいことなのでしょうか?
一方でドジャース・大谷翔平選手の活躍が凄すぎて、大リーグの記録を次から次へと塗り替えて行って驚くばかり・・・。
異国の地で頑張っている大谷さんを見ていると、とても誇らしげに思います。
大リーグに新たな歴史を刻む大谷翔平選手の偉業に誰もが驚いていますが、私は彼の「気持の力」が新しい道を切り開いているのではないかと思っています。
そんな軽い一言で語れるものではないと思っていますが、「気持の力」が目の前の世界を変えているのではないかと思うと、ほんの1㎜でも、いや、0.1㎜でも見習いたいと思います。
影ながら応援しているので、信じる道をどこまでも突き進んで、偉大なる記録を残してください。
さて、今日はきもの初心者でも楽しめるコーディネートを紹介してみたいと思います。
まずはこちらの映像から・・・
【丹後木綿の着物を和菓子の帯でコーディネート】
これが今の時期から着こなしていただける単衣の着物(裏地を付けないで仕立てる着物)を和菓子の帯でコーディネートしたものです。
黄色に縞模様の着物にお盆のようなものに和菓子が置かれている感じを帯にしています。
【押絵で描いた和菓子】
お盆は絞りでそめていますが、ユニークなのはその和菓子が押絵で作られていて立体感があるんですね~
その不思議さに目が惹かれます。
そればかりか腹の模様も変っていましてね~
【腹をコーディネート】
こちらの画像は腹をコーディネートしたものですが、腹の模様は懐紙に和菓子を載せた構図ですが、懐紙の縁を茶色の刺繍糸で取り囲み、その上に松竹梅の和菓子が一つずつ載せたものを押絵で描いているですね~
そこに明るい色の帯〆と帯揚げで合わせてコッポリの帯飾りも加えてみました。
明るさと可愛いさがストレートに表現させていて、きもの遊びしている感じが見て取れるかと思います。
ここまでのことをすると、もう一つ加えてみたくなる品がありましてね~
【ハロウィンの加賀染め足袋できもの遊び】
それが神無月の会に向けて新しく作った加賀染め足袋の「ハロウィン」です。
こちらのコーディネートに合っていると思いませんか?
この画像から、どこの部分を見てもワクワクさせられるところがあるのではないでしょうか?
これが私の伝えたい「きもの遊び」です。
冒頭に初心者でも楽しめると言ったのは、リーズナブル価格帯とあって求めやすいことや、着物の面白さを味わっていただけるコーディネートかと思っていて、きもの初心者にお召いただけたら着物ファンとなっていただけるような気がしたからです。
参考にしていただけたらと思っていますが、ここでの丹後木綿はとてもリーズナブルな価格ですが、こちらの商品も値上がりしていまして、少し頭を痛めていることもお伝えさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。