【店主の呟き】
今日は32℃まで気温が上がって夏が来たことを思わせる一日でした。
これから30℃を越える日が続くと思うと夏きものの販売が難しくなりますが、ゆかたは別物なのか多くの方がひと夏をゆかたで楽しみたいと考えていらっしゃる方が沢山いて、その需要にどう答えられるかが店作りのポイントになるのではないでしょうか?
とはいうものの呉服店以外の業種もゆかたを取り上げるようになっているので、専門性をいかに高めて行くかが問われるのではないでしょうか。
店としては値崩れが起きない伝統的な技法で染めたメーカーさんの浴衣地を軸にコーディネートと着る人の体型に合ったオーダーメイド仕立てから着姿の美しさにこだわって行けたらと考えています。
そのことに加えて、ゆかたを夏きものとして愛用される方が年々増えていて、その需要にも応えられる店を目指し行きたいと思っています。
【綿紅梅のきものを単衣博多帯でコーディネート】

綿紅梅を黒地の博多帯で夏きもの
こちらのコーディネートは竺仙さんの綿紅梅の浴衣地で、模様からしたら年齢層が少しばかり高くなりますが、夏きものとしてもお召になれることから、黒地の単衣博多帯で組み合わせてみました。
合わせた帯が黒地とあって大人の着こなしとなっていますが、ここに白っぽい夏の帯〆が入ると小粋さが増して素敵なんですね~
この着こなしには夏の長襦袢が必要となりますが、トータルコーディネートが整ったならお出掛けしてみたくなりませんか。
【夏の日のお洒落な着こなし】

竺仙さんの綿紅梅でお出掛け
そこでこのようなコーディネートを用意してみました。
【レースの日傘】

オシャレなレースの日傘
中での注目していただきたいのがモノトーンの色使いの日傘で、本体が麻素材で黒のレースをフランス製のシルクで組み合わせものです。
紫外線防止加工を加えていまして、親骨の長さが45㎝あるものなんですね~
見た目のレトロ感もあって、綿紅梅の夏きもの着こなしと合っていると思いません・・・。
こちらの装いにアタバッグを合わせていて、バッグに取り付けてある白っぽいレースとの相性も違和感なく馴染んでいて、お洒落を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
このような着こなしが整っていたなら、暑い夏でもためらわずに外出ができることでしょう。
ちなみにこちらの日傘は税込み価格¥19,800となります。
どの品も一点物なので、興味をお持ちでしたら連絡をください。
何でも続けることって簡単ではなくて、なんとか記事を書き終えることができてホッとしています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







