7月21日から年に一度の「涙市」を開催・辛くて辛くてたまりませんが頑張ります

今月21により開催の「涙市」のチラシ

【店主の呟き】

 

今月21日(金)から開催する『涙市』の会場作りを昨日から始めいて、今日は店内の一部に畳を敷くことから、開店時から商品や備品を持って動き回る一日でした。

 

黙々と仕事をする時間が続きスタミナ切れになりそうなときに馴染みのお客様が何件か店にお越しになられて、気分転換を図ることが出来ました。

 

 

【お客様の愛犬サーブとご挨拶】

 

 

 

 

「サーブ」が遊びに来る
「サーブ」が遊びに来る

 

その中の一組が愛犬サーブと一緒にお越しになったお客様で、今回の3度目が4度目の来店になるかもしれません。

ドッグショーに出ているワンちゃんで、人なつっこくて私に寄りついてくるんですね~

絡み方が良く分からなくて初めは戸惑いましたが、行儀のいい子と私を和ませてくれました。

 

 

 

【金澤文鳥和菓子】

 

 

 

金澤文鳥という和菓子
金澤文鳥という和菓子

 

そのお客様からこのような和菓子も頂戴しまして恐縮しております。

金澤文鳥と言う名の和菓子で、玉型の箱を開けると5羽の文鳥がくちばちをとがらせている愛嬌あるお菓子でした。

店のお茶菓子としてお客様にお出ししたいと思っています。

夕方の出来事でお客様や愛犬サーブから元気をいただくことができたようです。

ありがとうございました。

 

そんなこんなで一週間後の「涙市」に向けての展示会準備が動き出しました。

 

 

【年に一度の「涙市」を知らせるチラシ】

 

 

 

今月21により開催の「涙市」のチラシ
今月21により開催の「涙市」のチラシ

 

この「涙市」は店の決算を前にして、売り上げを立てることと在庫を少なくすることを目的としていて、期間中は店内の商品が全て割引となります。

 

この夏のシーズンに注目が集まるゆかた関係に商品も最大で80%の割引きとなり、古典柄の今年入荷したピカピカ一年生ゆかたも割引きとなるので、仕入れ係としてはとっても辛いんですね~

 

そればかりか秋冬物の加賀友禅や牛首紬など店の強みとなる秋冬物の着物や帯も割引きとなります。

 

このような割引催事は年に一度のことで、お客様の中には、お好みの商品に目を付けている方もいらっしゃって、県外からの問い合わせをいただくことも少なくない催事です。

 

会場の準備が整った後には、店の奥に仕舞い込んでいる秋冬物の着物や帯から割引価格を付けていく予定でいますが、その作業も辛くてね~

 

私の店は割引きをして販売する店ではないために、良心的なお値段を付けているつもりでいますが、涙市期間中に限っては、更に割引価格となるために、お嫁入りの遅い商品になると最大で60%引きとなります。

 

我が娘に割引価格を付けるというのは、本当に辛くて涙が出る想いです。

 

その札入れが始まろうとしていて、考えさせられる準備期日になりそうです。

 

今回もオーダーメイド足袋やお取り寄せ商品は割引き対象外となりますが、和雑貨も全て涙市価格となるので、是非ともご利用いただけたらと思っています。

 

それにしても企画を立てて具体的な形にしていくことって、簡単なことではなくて、老体にムチ打つながら事を進めています。

一方でもっとお客様に喜んでいただけるやり方がないかと探し続けている自分がいて、追い続けられるものがあるということは、ある意味で幸せなことかと思っています。

 

でも、責任や不安が常について回って、しんどいのも事実。

 

毎日がこの繰り返しで、ゴールが何処にあるのかまったく分からないままに、目の前にある仕事をこなす事に必死になっていて、これでいいのでしょうか?

 

考えさせられますが、これが自分で選んだ道。

気力を振る絞って頑張らないといけませんね。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。