【店主の呟き】
外は曇り空で店内も曇りって感じだったかな~
夏物が盛り上がらなくてはならないシーズンなのこ、来客が少なくてこれでいいのかと問いかけながら仕事をしていました。
そんなときに、「はじめまして東京展」でお世話になった千葉県のお客様からお便りが届きましてね~
【お客様からのお便りに感激】
デジタルのメールやラインなどと違って、手書のお便りが届くとその瞬間、誰からだろうと“ハット”するところがあって、次ぎに何が書いてあるのだろう。
ワクワク感が連鎖して、何よりも先に封を切りたくなるものです。
展示会で準備された帯をお届けしたことへの礼状でしたが、その文面からとても温かな和装への思いが伝わってきて嬉しく思うところがありました。
東京展ではお客様が重なってお話があまりできなかっただけに、お客様の心遣いに元気をいただけました。
「こちらこそ ありがとうございました。再びお目にかかれる日を楽しみにしています。」
さて今日は「男浴衣」の着こなしを記事にしたいと思います。
【美しいキモノ夏号に掲載/男浴衣と角帯】
このグレーのグラディーションになった太縞の綿麻浴衣と千鳥格子柄の綿角帯とのコーディネートが美しいキモノ夏号の129頁に掲載されてますが、男が浴衣であったとしても、きものを着るとなればバッチリ決めたいと思うのが男心です。
なので、体格に合った寸法で仕立てるオーダーメイド仕立ての浴衣を着て小物も揃えて出かけられたら格好いいと思いません。
私がこの業界で仕事をしはじめたときに、はじめてウールのきものを自分に寸法に合わせて仕立てをしてもらって、それを着てみて思ったことは、凜とした気持ちになって、こんなにも気分が変るものなのか・・・!
慣れないこともあって歩き難さがありましたが、世界が変って見えたことを覚えてます。
着物に袖を通すと、それだけで人生を悟りきった大人の気分になれて 格好つけたくなるんですね~
【男巾着】
手にするバックから巾着が似合うと思えるし、下駄だって何でもいいと思わなくなるから不思議です。
チッポケナ男のプライドが騒ぎ出せば、本物のきもの愛好家となり得る方かと思います。
【男下駄】
たかが下駄だと思わなくなるでしょう。
男下駄にもいろいろサイズがあって、履いて足がいた痛くなりにくい品を選ぶことが一番で、次に台の色が白っぽい方がいいか茶系とどちらが違和感なく履けるかを選択して下さい。
ここまでのことに気を配れたら、着物男子と言えるのしょう。
機会あって浴衣を着るなら、本物の着物男子となってみて下さい。
この店はそのような方を応援しております。
まとまらない記事となりましたが、これで終りとします。
ではこれにて・・・
お休みなさい。