きもの離れが進む中での呉服店のあるべき姿を考えたときに、販売にこだわった店作りだけでは顧客が寄りつかない時代になっていまして、着物の丸洗いやシミ抜き、半衿の取付けやお子さんの着物の縫い上げ、着付教室を開設などもお客様に喜ばれることから、お客様の困り事に対していつでも対応できる店でなくてはなりません。
特に郊外に店がある呉服店は着物に対して”何でも相談できる”店であることが大切ですが、顧客満足を考えると、ここにもう一つ入ってこないとお客様との繋がりが深くなって行きません。
それは着物を着て楽しむ場を作ることです。
着物や帯を求めていただいても着る場がないという事をいわれるので、積極的に着物を着る場を作ることも呉服店の仕事と云える時代になりました。
この3つが上手く噛み合って初めて呉服店のあるばき姿と云えるのではないでしょうか。
そんな店作りを目指して日々試行錯誤していまして、秋商戦にはいって10月17日からの神無月の会は東京竺仙さんと一緒に「江戸の粋」をテーマに江戸小紋と牛首紬のお洒落な着こなしを提案させていただきます。
そして七五三を前にしてお子さんの着物の縫い上げ相談が増えていまして、もう少し涼しくなると着物の丸洗いも増えてくるのではないかと思っています。
そして3ッ目の着物を着て楽しむという「きものランチ会」のプランがハッキリしていなくて、娘から提案があった和食の店に行ってランチをいただくこととしました。
【金沢主計町でのきものランチ会の下見】

そのお店は金沢の主計町にあることから娘と訪ねてみることに・・・
【主計町の「いち凜」さんへお邪魔する】

この通り沿いにあるのがランチ会で食事を取りたいと思っている「いち凜」さんのお店です。
数日前にお昼にお邪魔することを伝えていまして2種類のランチをいただくことに・・・
【2種類のランチをいただく】


そのランチがこちらの画像になります。
私は円形のカゴに入った方をいただきましたが、お料理の盛り付け方に目が奪われて楽しんでいただくことができました。
一方で娘がいただいたランチは食後に飲み物とデザートが付いてくるランチで、当日はどちらにするかを娘に任せたいと思っています。
私は美味しくいただくことができて満足させていただきました。
【2階のテーブル席にてランチ】

こちらの2階にあるテーブル席を予約したので、膝に問題がる人でも参加していただけるのではないかと思っています。
【クリフトン・カーフ氏の掛け軸】

店内を見廻すと、見覚えのある作品が掛け軸になっていたことから、店の人に「クリフトン・カーフ/(1927~2007)」さんの作品ではないかと尋ねると、ここがクリフトン・カーフ氏工房であったことを聞き驚きました。
アメリカ人の版画家で生前妻が大樋焼きの大樋さんの娘さんの所でお茶を習っていまして、初釜に誘われてお邪魔させていただいたときに、髭を蓄えた大柄の外国人男性が、白地に着物に黒の別珍の長羽織を着ていらっしゃっていて、そこで初めて芸術家であることを知って、帰りのお土産にカーフさんのカレンダーいただいたことがあったりしてとても印象に残っていましてね~
その後のご活躍を見ることがありまして、懐かしく思った次第です。
クリフトン・カーフ氏工房であることから、お店の中で作品をご覧にただけるので、興味深く拝見させていただくことができました。
【いち凜さんの2階から見える景色】

いち凜さんの2階からは浅野川が望めて、その奥が東茶屋街となります。
ということで「きものランチ会」のタイムスケジュールが決りました。
【国立工芸館】

店からタクシーを乗り合わせて、最初に国立工芸館へ行って、
【ルーシー・リー展】

ルーシー・リー展をご覧いただいて陶芸の美しさと技に触れていただいてて感性を磨いていただいてから、再びタクシーで主計町まで移動していち凜さんでランチをいただいて、クリフトン・カーフ氏の作品に触れるという「芸術の秋とランチ」の取り合わせとさせていただきたいと思います。
【きものランチ会申し込み用紙】

店の戻ったから娘がきものランチ会とお知らせとなるチラシを作りました。
ランチ会:10月30日(木) 当店より午前10時にタクシーで移動
定員:10
参加費:7,000円 (タクシーを利用されない方は5,000円)
先着順とさせていただきますので、参加を希望される方は電話やLINEで参加希望であることをお知らせください、
これで年内の行事日程が全て決りました。
決ったことをこれからどう動かしていくのか。
次のステップに入りますが、今度は人集め。
次から次ヘとハードルが出てきて考えることが重くなってきますが、目標に向って頑張る覚悟でいます。
どうか遠くから応援ください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







