今日は午後から車の点検で外出出来ずにいて、店の模様替えをしていましたが、暑さでお客様がいらっしゃるような気配がなくてテンションが下がります。
そんな折に、京都で着物や帯の物作りをしていらっしゃる会社の社長さんから、ヤフーニュースに御店の記事が出ていたので、たまらず電話を入れてしまったとの電話がありましてね~
何を言っているのか分かりませんでしたが、時々、県外の方からヤフーニュースを見て電話が入ってくることがあり、会話が噛み合わないことがよくあるんですね~
今日もそんな感じでしたが、今日は物作りをしているメーカーさんで、お話を聞いていると、コロナ前と今とでは驚くほど状況が悪化していて、既存のお得意さんだけでは経営が難しくなっていて、前向きなきもの専門店さんとのお取引を増やせないかと考えていたときに、私の店の情報が開いたタブレットから出て来て、驚きがあったことを話してくれました。
とても大げさに話をされるもので聞き入ってしまいましたが、皆さんが思い描く店ではありません。
店の売り上げも小さいし、資本力もなければ機動力もありません。
あるのは何だろう~
電話を切ってからしばらく考えてましたが、言えるとしたら、商売に対する熱い想いは誰にも負けないつもりでいます。
それぐらいかな~
ただ思っているようにならなくて悔しくてなりませんが、それでも諦めないのが私かと思ってます。
業界人と合って話す機会がありますが、誰もが自分の商売に不安を感じていて、どう変えて行っていいか分からないというのが現状です。
いいことは長く続かないものです。
もしかしたら不満に思う状態が当たり前の日常で、替えたいと思う気持ちが強ければ強いだけ、目の前の状況を替えられると信じることかと思ってます。
そのようなことを思いながら仕事と向き合っていますが、くどいようですが今月は思うようにならなくて悔しくてたまりません。
【加賀友禅四つ身訪問着】
この映像は加賀友禅四つ身訪問着の上前の柄になります。
四つ身の着物の地色が水色というのは多くないかもしれないが、描かれている模様が加賀友禅らしくて可愛い訪問着ではないでしょうか。
加賀友禅の四つ身訪問着はピンク系統が多くて、水色は個性的となるのかもしてないが、色白の子にはとてもお顔写りがいいと思うな~
少し地味な感じに見えるかもしれないが、今の若いお母さんはシックな色合を好むところがあって、白地の金糸の模様の柄の帯なんかを合わせていただけたら素敵になると思うな~
そうなると帯〆は「赤」かな~
勝手に想像していますが、今年七五三を迎える方はそろそろ準備に入ってください。
着物を知らない人が着物で七五三を迎えるのは不安でしかないかもしれないが、地域にある呉服店さんで分からないことがあれば、勇気を出して相談してみてください、
必ず力になってくれると思いますが、できれば地元に根付いた呉服店さんで相談されることをお勧めします。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。