店の着物の集いは「音楽」「食」「学び」「笑い」そして「お洒落をする」場

虹

昨日はパーティーの後始末などもありまして記事を書くことができなくて大変申し訳なく思っています。

改めで昨夜のパーティーを振り返ってみたいと思いますが、ここしばらくの疲れが溜まっていたのか、自宅に戻るとしばらくして茶の間で眠ってしまいましてね~

 

寒さで朝の6時頃に目が覚めて、温風ヒーターを付けて体を温めるつもりでいたら、またもや眠り込んでしまって。目が覚めて時計を見たら午前9時。

 

朝陽がカーテンのすき間から漏れていて、久し振りの天気であることが確認できたものの、9時という時間に自分の目を疑いましたね~

テレビを付けてみると、画面に出ている時間と合っていることから、そこで始めて寝過ごしたことが分かり、ビックリさせられました。

 

超特急で店に出る準備をしましたが、疲れがピークに達していたのかもしれません。

 

昨日のパーティーを振り返ってみて思うことは。もう少し参加者を集めたかったし、マンネリ化していないかがきにかかるところです。

 

 

 

【店主が石川県産の着物について語る】

 

 

 

石川県産のきものを解説/クリスマスパーティーにて
石川県産のきものを解説/クリスマスパーティーにて

 

 

 

特にパーティーを重なるごとに第二部の組み立て方が難しくなっていまして、その時間を使って私が石川県産のきものを紹介するこを決めたのはギリギリになってのことです。

 

最初にきものパーティーを始めた頃は、「着物を着る場を作ってお客様と店との関係性を深めたい。」というシンプルな動機でした。

パーティーを開くことで、お客様のタンスに眠る着物が日の目を浴びることとなったり、お洒落にも気を配ってくださるお客様が増え、きものパーティーはお客様と店との繋がりだけでなく、お客様相互の関係性も深くして行って、着物の輪から人の輪へと導かはじまて、パーティーを開催する事への意味を教えてもらっているように思います。

 

ところがコロナ禍が始まってからというもの、全ての物の流通が止まってしまい、きものでお出かけすることも困難になり、きもの業界はこれまでに経験したことのない“売れない時代”訪れて、職を離れる人や廃業する先が絶えず、家業店と言える地域の呉服店が減少し、仕入先においては商品が作れなくなっているんですね~

 

そこに業界の高齢化というものがかぶさって、業界は重い病に冒されていると言っても過言ではありません。

 

そのコロナ禍の経験から、物作りに生涯を掛けている職人さんや日本の伝統文化をかたくなに継承している先の想いを伝えていくことも呉服店の仕事ではないかと考えるようになりましてね~

 

2年近く前からパーティーの場で、加賀友禅作家さんに講演をしていただいたり、浴衣メーカーの担当者にパーティーの場に来てもらって、伝統の技について語っていただいたりして、きものパーティーにお集まりいただいたお客様に、“仕入先の想いや先人達の技を伝える場”として活かすようになったのです。

 

これがとっても好評で、毎回志向を変えて第2部のお楽しみ企画を演出させていただいているのですが、今回は石川県産のきものにスポットを当てたもので、これまで取り上げることのなかった「能登上布」を中心に、「牛首紬」に「加賀友禅」を加えてお話をさせていただいた次第です。

 

とうことで、当店のきものの集いは「音楽」・「食」・「学び」・「笑い」・そして「お洒落をする」場となっていって、全てのプログラムを終えて喜んでいただけたのかがとても気になるところがありましてね~

 

そして寝坊した朝を迎えた訳ですが、早速パーティーに参加された何人ものお客様から喜びの声をいただくことができました。

 

その声に喜びがありましたし嬉しく思いました。

私達にお気遣いをくださったお客様もいらっしゃって、心より感謝申し上げる次第です。
ありがとうございました。

 

 

【二つの虹】

 

 

 

虹

 

昨日私は午後2時にパーティー会場へと向ったのですが、その時に東の空の綺麗な虹が出ていましてね~

 

パーティーを開く前のことだったので、車を止めて、この店の想いがお客様に届くことを願っていました。

「どうか上手く行きますように!」と・・・。

 

虹が心の架け橋として例えられますが、そんな心境で二層になって見えた虹をしばらく見つめていました。

 

参加者全員から合格点をいただけたとはまったく思っていなくて、この先もお客様ときもので有意義に楽しめる企画を考えていけたらと思っています。

 

取りあえず今年最後の企画を終えることができてホッとすることができました。

 

では今日はこれにて・・・
お休みなさい