毎日ブログ投稿をすることがライフスタイルに組み込まれていて、16年近く続けているのではないでしょうか?
身の回りに何が起きても、どんなに仕事が遅くなっても、その日の投稿を休むということがありません。
ブログ投稿に使った時間を計算するとそれは失われた私生活の時間でもあり、面倒くさことを投げ出さずに続けてこれた自分を褒めてやりたいと思っています。
今日も閉店近くまでお客様がいまして、投稿の準備を何もしていなかったもので、店を閉めてから考えるという手順の悪さ。
投稿がなければ自宅に戻って夕食を取り、テレビでも見てゆっくりできるのですが、記事を書こうと思うと、気持ちを切り替えて記事の中身の組み立てから考えなくてはなりません。
これを16年も続けてこられたことが不思議でなりません。
費やした時間は自分を替えたし、店も進化を遂げることができました。
諦めない心の力が私の背中を押してくれていたのでしょう。

夏の店作り
年に何度か店にお越しになる馴染みのお客様とお茶を飲んでいたときのことです。
そのお客様が他の呉服店に行っても着物が並んでいない店が多くあって、この店のように季節に合った品揃えをしている呉服店さんて石川県で珍しいのではないでしょうか?
先週もお客様から似たようなお話をいただいていたことを思い出し、この店作りが普通だと思っていたことが普通でないないなんて可笑しくありません。
きもの離れは、呉服店の情報発信力の不足もあるのではないでしょうか?
私たちは時代の流れやコロナ禍で着物を着る場を失っていることを経営の逃げ道にしていますが、きもの愛好家のお話を聞かせていただくと、呉服店の考え方に問題があって大切なことを見失っているようにも思えます。
経営は利益を出すことを目的としていますが、これだけ業界が厳しい状態に置かれているとなれば、きものファンに応えられる店作りをどうしたら作れるのかを考えることから始めないと、お客様を繋ぎ止めとくことはできないのではないでしょうか?
その意味で、きものを見せるということの行為はとても重要かと考えています。
そのことに加えて、どれだけピンチが襲って来ても諦めない心を持つことも大切です。
何でもかんでもコロナ禍に結びつけないで、きものファンに目を向けられるようになると、何かが変わり始めるのかもしれませんね。
たいした仕事をしていないのに疲れました.
記事を最後まで書けてホッとしています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







