今日は店内にいても暑さを感じていました。
これからこの暑さに悩まれるのでしょうが、暑さに負けないで25日始める「涙市」に向けて頑張らなくはなりません。
この日本が一年中で最も暑くなる時に催事を組だけに、期間中の商品情報を出して、ネットから相談を増やせないかと考えてますが、知恵があるとは言い難く、今できることに向き合いながら一つ一つ積み上げて行くことかと思っています。
そこで今日も涙市に並ぶ商品の中から信州上田紬と協賛をいただいた西陣織のすくい織り袋帯でコーディネートしてみたのでそれを紹介させていただきたいと思います。
【信州上田紬をすくい織の袋帯でコーディネート】
その上田紬が赤味がかったベージュ色の格子柄の紬で、紬の中でも肉厚の生地となるものです。
淡彩な色合でもあるので、濃い地色の染帯を合わせても素敵かと思いますが、協賛をいただいた白っぽいすくい織袋帯で合わせてみました。
【すくい織袋帯】
その帯が鳥の模様だったもので面白みを感じて合わせてみました。
スッキリした着こなしの中に表情が現われたかと思いますが、こちらの袋帯が難物と認定された帯だそうで、目を凝らして確認するのですが、何処に難があるのかが分かりません。
驚きがあったのはそのお値段です。
綴れ織りのようにして織った手織りの袋帯なので、高価の帯となるのですが、B反価格となる132,000円(税込み)で発表させていただきました。
個性の強い帯かと思っていますが、幸せを呼ぶ「鳥」という見方も出来ますし、仲のいい家族という捉え方もできるので、ここに紹介させていただいた次第です。
この着こなしに帯〆帯揚げを加えて装いを整えさせていただきました。
上田紬がユニークな着こなしとなったと思いますが、皆さんはどのようにお感じでしょうか?
ちなみにこちらの上田紬は当店で264,000円で販売させていただいているものですが、今回の涙市では185,000円で店頭に出させていただきました。
合わせ方に少し無理があったかもしれませんが、すくいの帯がとてもお値打ちだったもので取り上げてみました。
次ぎに紹介させていただくのは十日町で織られた夏物の紬になります。
商標には「越後夏大島」と書かれてますが、この夏紬を取込むことがとても難しくて、クリアー画像とはいえませんが紹介させていただきます。
【夏紬を麻の染帯でコーディネート】
地色は黒地だと思いますが、模様となる絣の模様は雪輪とねじ梅柄を藍色で織っていまして、抜群の清涼感のある夏紬と言えるものです。
その着物に雪輪に橘と撫子を染めた麻染帯で合わせると、これがお洒落な装いとなりましてね~
着物と帯の色のメリハリや同じ雪輪の柄で合わせていることもあるのか、着物を知り尽くした上級者の着こなしとなったのです。
なにに写真が上手く撮れなくて、大変申し訳なく思っています。
合わせた帯は麻の染帯になります。
こうして毎日店の娘たちを紹介させていただいていますが、綺麗な状態で紹介させていただくことがとても難しくてね~
ネットで相談を頂くとしたら越えなくてはならないハードルかと思っています。
分かりにくい点がいろいろかと思いますが、気軽に相談していただけたら分かる範囲でお応えさせていただくつもりでいます。
どうか参考にされてください。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。