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閉店後、商工会の会合があることから早めの投稿となりました。
あまり時間もないもので、要点を絞って記事を書くこととします。
今日は世界を制覇したかのような着物コーディネートを紹介させていただきます。
特に世界を視て、ライフワークされている方には必見です。
そのコーディネートがこちらです。
単衣のちぢみ士乎路紬に紬地を絞り染めした帯とこコラボ。
この画像に驚かれている方もいらっしゃるかと思いますが、同時に楽しい気持ちが湧き上がってくるのではないでしょうか?
合わせた帯が、国旗を象さんの模様にアレンジした品で、まさに世界を意識したおしゃれな染め帯です。
腹はフランスの国旗の色をした象さんで、帯〆帯揚げも入れてみました。
この感覚を理解していただけるでしょうか?
日本に伝わる古典を柄の常識の枠を超えたコーディネートです。
サッカーのワールドカップや世界選手権、更にはオリンピック観戦など、世界が交わるシーンに、このような着こなしで着物の世界に触れられてもいいし、ご主人が外国人であるとか、着物にはまっている外国人女性が、このような帯をさりげなくお締めになると素敵でしょうね~
他にもさまざまなシーンが思い浮かぶかと思いますが、とにかく、これまでの固定観念を打ち破った装いかと思います。
気になるのは、この帯にはどこの国が参加しているかということです。
腹には、カナダとフランス
お太鼓には、左上から、イギリス、ドイツ、ブラジル
ジャマイカ、日本、アメリカ
イタリア、ギリシャ、タンザニア
お気に入りの国が入っていない方にはガッカリさせる帯かもしれませんが、世界の真ん中に日本がいることでご納得いただければと考えています。
こちらの帯は、盛夏である7・8月を除けば、クリスマスや、お正月などにも締めていただける帯で、合わせる着物は小紋や紬がベターかと思います。
大人としての品格も備えているので、オンリーワンの着こなしとしてご提案させていただくものです。

なかなかご理解をいただける品ではないかもしれませんが、着物が楽しく着れたら世界が変わるのではないかと思って準備してみた帯です。
皆さんの評価がとても心配ですが、この路線を貫いて、新しい着物ファンを増やしていきたいと考えている私です。
そろそろ時間となりました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






