日に日の寒さが増して行きますが、和装での寒さ対策を何かお考えでしょうか?
仮にそんな問いかけをさせていただいたなら、「下着を暖かな素材ものにすることしか思いつかない!」との答えが返ってきそうな気がします。
私の店としては寒さ対策となる商品を取り揃えているつもりですが、積雪があると寒さ対策をする前に着物を着ようとする人が少なくなるので頭が痛いです。
そのような中で、ネットでの販売を模索していまして、寒さ対策に繋がる「いろ足袋」を新しく作ってみたので、今日はその足袋を紹介させていただきます。
【オリジナルオーダーメード足袋】

この画像は当店のオリジナル商品として2年近く前に世に出した「いろ足袋」になります。
カジュアルな着物に合わせる足袋として発表させていただいたもので、一足が税込み価格は3,630円にて、お客様の足のサイズに合わせて。画像の色配色からセレクトしていただいたもを作らせていただいています。
【新商品となるネル裏のいろ足袋】

その商品が「ネル裏足袋」と言いまして、足袋の中側がネル素材になっているもので、保温性の高い足袋となります。
これまでに発表させていただいた9色をベーズに足袋の中側を全てネルをの生地を使って作らせていただく足袋です。
但し足袋の裏底は「白」と「黒」でしか対応ができないために、見本品として、足袋の色を「白鼠色(薄い灰色)」から作り、足袋底を黒にて作らせていただきました。

そのネル裏を皆さんに見ていただきたくて、必至になってカメラを向けるのですが、毛羽だったネル素材をクリアーに映し出すことが出来なくて、向って左側の足袋がネル裏の足袋となるものです。
足袋底の中側もネルになります。
白足袋にネル裏の足袋がありますが、構造はそれと同じものだと思ってください。
この新商品を税込み価格3,700円で発表させていただきます。
【別珍足袋のグリーン】

どうして いろ足袋の冬バージョンを発表したのか?
それは寒さに強い別珍足袋が廃番となり、残すはこちらのグリーン色の23.5㎝一足なったために、ネル裏素材の足袋をいろ足袋から作ってみてはどうかと、娘からの提案があって作らせていただいたものです。
カジュアルな装いに合わせる足袋となりますが、オンラインショップからも注文が取れるようにしたいと思っています。
【防寒草履と合わせてネル裏いろ足袋で寒さ対策を・・・】

もの画像のように、防寒草履にネル裏足袋で対応していただけたら、足元が寒さで凍えるようなことはないでしょう。
参考にしていただけたらと思ってここに紹介させていただきました。
しばらくは電話やメール、LINEから注文を承りたいと思っていますが、できるだけ早くオンラインショップから対応できるようにしたいと思っております。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







