今日は展示会の後始末。女性陣が頑張ってくれたこともありまして店内の模様替えまで進める事ができました。
一日でここまで進める事ができたのは初めてで、残り少ない4月の時間を有効に使えた感じがします。
【展示会後の店の模様替え】

もう少し後始末などが残っますが、今月中には次なるステージに向かえるようにしたいと考えています。
5月は東京日本橋できものふくしまの東京展が控えているためにその準備もしなくてはなりませんが、夏商戦を前にして4ヶ月間の店作りの方向性と着地(8月の末日)をしたときの理想の姿を想像して短期的なビジョンもかんがえなくてはなりません。
「どうしたいのか」、「どうなりたいのか」を明確にして次なるステージ踏み出せるようにしたいです。
一段落した夕方にある着付教室で着付を習おうとしていらっしゃるお客様が店を尋ねてくださいましてね~
先週もご自身の和装小物を持って、先生から手渡されたメモ紙の小物が揃っているか見て欲しい云って来ていらした方で、二度目の来店とあって緊張されていた初回とはまってく違って、和雑貨を選んでいただいた後に店の商品をゆっこりご覧になり、ご自身が好む着物や色であったり、合せる帯がシンプル方が好きだとか、きもの談義で盛り上がりましてね~
これまでのお客様とは着物を見る視点が違っていてとても魅力的に思えましたね~
スマホで検索してこの店のことを知ったと話してましたが、”いい店を見つけ!!”みたいなことを呟いている声が聞こえてチョット嬉しく思った次第です。
常々、新規客を増やしたいと考えている私ですが、新規客というのはリピーターとなってくれて初めて新規のお客様と呼べるのではないでしょうか。
そこにはお客様と店との愛称というものがありまして、愛称が合わなかったらリピーターとはならないのでしょう。
私はそんな捉え方をしていまして、今日のお客様は再び尋ねていただけそうな気がします。
楽しい時間をいただくことができて嬉しく思った次第です。
さて今日は初夏の装いを紹介させてください。
【カニさん模様の夏小千谷紬小紋を桑の実柄の染帯で合わせる】

カニさんの模様を小千谷の夏紬を黒地に白で染め上げた小紋に絽ちりめんに染めた桑の実柄で合せたものです。
一般的なコーディネートなのかもしれないが、黒地という固定的な着物に優しさのある帯柄が足されてマイルドな装いになったと思いません。
ここに日傘と麻足袋が加われば気持ち良く着こなせるのではないでしょうか。
【絽ちりめんの桑の実柄の染帯】

この絽ちりめんの桑の実柄の染帯は東京友禅となるこので、染めた作家さんの落款は入った染帯です。
構図がとても素敵だと思っていて、涼しさを感じさせられる染帯ではなないでしょうか。
この先のシーズンを前にして楽しめる装いなので、参考にしていただけたら嬉しく思います。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。