江戸の粋を江戸小紋の縞柄で演出/見える化を図る意味で出品品の画像を用意することに心がけたい

江戸の粋を江戸小紋の縞柄で演出 催事案内/お知らせ

今日はお天気も良くて穏やかな一日でした。

店は私一人で切り盛りをしていましたが、お客様が重なることがなくてお客様とゆっくりお話をすることができました。

私にとってスローな時間ではありましたが、心の中ではいろんな格闘が始っていて落ち着きません。

というのは10月に開催を予定している神無月の会を例年よりも一週間早めたことで、早急に案内状(チラシ)を作らなくてはなりません。

店が出す案内状は全て手作りで、

1》日程と会のタイトルを決める。
2》会を開く目的を言葉にしてザックリとした青写真を描く。
3》描いた青写真が少しでもクリアーに伝えられるように映像と言葉を準備する。
4》B3の白紙の紙両面に店からの情報を載せる訳ですが、出品品を自分たちで画像を取込む
5》画像が準備できたら案内状の構成に入る。
6》文字は私の手描き文字でまとめるようにしている。
7》手描きなので何度も何度も書き直して構成をまとめる。

こんな感じで一つ一つ誌面を埋めていく訳ですが、数面前から写真をイメージ写真ではなくて、展示会に出品させていただく品を写真に取込むようにしていましてね~

二日目のカジュアル草履は神無月の会に出品したくて、9月の出張にて一目惚れして仕入れた品を画像に取込んだものです。

実はそのカジュアル草履がお二人の人から引き合いがありましてね~

嬉しい反面、展示会前にお嫁入りしてしまうと、展示会に案内状に載せた商品がないというも起きる可能性があるので、複雑な心境でいるところです。

一方で牛首紬白生地を竺仙さんに送って江戸小紋と六通柄の染帯を数点染めてもらっていますが、染上がるのは展示会開催日の数日前となることから、店のオリジナル品の画像を準備することができません。

世界に一つしかない品を案内状に載せることができない現実にも頭を悩ませています。

そればかりか、今回の神無月の会を「江戸の粋」の着こなしを軸として着物や帯だけでなく、帯締め帯揚げ、草履にバック、半衿やかんざしにもこだわってみたいと考えていますが、仕入先に私がイメージする商品が見当たらなくて”次の一歩”へと踏み出すことができていません。

時間は止ってはくれません。
カレンダーを見ては、その日いちにちの一本の針が胸に打ち込まれていくかのようで、胸の中は穏やかではありません。

【江戸の粋を江戸小紋の縞柄で演出】

江戸の粋を江戸小紋の縞柄で演出

そこで今日、竺仙さんのお力をお借りして。江戸の粋をイメージする写真を江戸小紋の縞柄から撮ってみることに・・・

いろんな角度からいろんな写真を撮ってみました。

シャッタ-に人差し指を置いて、「江戸の粋」と何度も呟いてシャッタを切ること数十回。

その一枚をここにアップさせていただきましたが、皆さんの受け止め方はいかがなものでしょう。

中央の青い唐桟縞に黒地のだるま落としの染帯との組み合わせ、いかしているとおもいませんか?
まさに江戸の粋かと思ってますが、そこに添えたコッポリの帯飾りに小粋さを感じています。

江戸の粋は10月17日(金)~19日(日)までの3日間。

展示会を開くまでの期間、会の”見える化”が必要だと考えていて、これから作る案内状にも”見える化”に繋がる画像が求められます。

いろんなことが絡み合ってきますが、私が本当に皆さんの前で表現したいことを案内状に纏めることが出来ればと思っています。

そして明日は習字の時間。
筆を持って「江戸の粋」を書くことにチャレンジしてみます。

では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ
着物のお悩みなどお気軽にお問い合わせ下さい。TEL.076-272-2940
無料ご相談はコチラ
タイトルとURLをコピーしました