来月開く「江戸の粋」の案内状(チラシ)を作るに当たり、伝えたいと思っていることを言葉や画像で表現することの難しさに右往左往しています。
これは何の仕事でも云えることで、商品を販売することの難しさを改めて感じております。
だから毎日少しずつ「神無月の会」に向けての記事を書かせていただくこととしました。
つまらない内容の日もあるかもしれませんが、温かな目でお付き合いをいただけたら幸に思います。
【大人の秋の着物の着こなしに江戸の粋さを感じる】

今日は黒地をベースにした着物と帯で大人の秋の着こなしをコーディネートさせていただきました。
着物は黒地に白抜きの更紗っぽい模様で、帯も同系色の黒地の西陣名古屋帯で組み合わせると、これが魅力的な女性の面影が浮かび上がりましてね~
大人の着こなしに心が惹かれています。
【織楽浅野さんの蒔絵蔓草文様の墨色名古屋帯】

その魅力を引き出しているのが織楽浅野さんの「蒔絵蔓草」文様の帯で、着こなしが重たくならずに普通の着こなせるとことが魅力的だとは思わない・・・。
ここまでのコーディネートだとしたら、100点満点がお洒落な着こなしだとしたら50点にも満たない未完成な組み合わせ。
【小粋さが引き出される「和装小物」】

こちらのコーディネートに足りないのは和装小物の取り合わせで、帯締め帯揚げの色を入れたコーディネート画像を取込むことを忘れてしまいましたが、その色の組み合わせと、草履やバッグ、加賀染め足袋(葵柄)などで個性を引き出すことで、魅力的な和装の姿を創り上げることができるのではないでしょうか。
ここに装う人の感性が入ってくるわけですが、この組み合わせを間違えるとお洒落が壊れてしまうんですね~
その判断をサポートさせていただくのが私たちの仕事で、10月の神無月の会は「江戸の粋」という切り口でお洒落なコーディネート提案をさせていただきたいと思っております。
その提案は多岐にわたりますが、帯揚げからあおり型のバッグを作るというオーダーメイド企画も考えております。
【帯揚げから作るオーダーメイドあおり型バッグ】

こちらがその企画商品となるもので、以前取り上げたときに娘が楽器柄の刺繍帯揚げから作ったあおり型バッグをここにアップさせていただきました。
大きさは、幅31㎝×高さ13㎝×マチ10㎝で持ち手は組紐で作らせていただいてます。
こちらの加工費がコロナ禍以降毎年値上がりしていまして、39,600(税込み)の加工費に帯揚の代金を加えた金額となります。
なので帯揚げが税込み16,500円としたなら、その金額に加工費39,600円が加わった56,100円のオンリーワンバッグとなるものです。
単品でお洒落な和装用のバッグを探してもなかな見当たらないもので、帯揚げから作りオーダーメイドバッグの提案を組み込ませていただいた次第です、
帯揚げの種類を揃えさせていただきますので、ご利用いただけたらと思っています。
【オーダーメイド・加賀染め足袋】

そしてオーダーメイドの加賀染め足袋は現在も注文をいただける商品となっていまして、下段が右足のつま先に現われる模様で上段は左足のかかとに現われる模様です。
画像は左側から上下の意模で一足となるもので、模様が見やすいように並べていますが、19種類の種類を取り揃えるまでになりました。
この商品はオンラインショップからも求めていただけるもので、興味をお持ちでしたら一度オンラインショップを覗いて見てください、
10月17日(金)からの「江戸の粋」では、竺仙の協力を得て、江戸小紋を軸に地元で織っている牛首紬の着物や帯とのコラボもお楽しみいただけますが、お洒落な和装小物も取り揃えて「江戸の粋」を提案させていただくつもりでいます。
問題はそれらを店からの想いを紙面の中でどうまとめるかで、頭が痛いです。
いろんなことを書いてしまって、まとまりのない記事になってますが、どうか参考のされてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。