5月20日(土)21日(日)に東京日本橋で開く「初めまして・東京展」の話

税込み11万円の小紋コーナー

今日はお客様が少なくて閉店後にスーパーへ行くことができそうです。

 

日によってお客様の入りが替わりますが、どちらかといえば週末の「土」・「日」や「祝日」の弱い店かもしれません。

これが浴衣の需要期になると若い年代層の新規客が、土・日に集中したりするのですが、何事も思っているように進まないのがビジネスなのかも・・・。

 

その道のプロフェッショナルは、弱点を見せずに安定した経営の元でお客様に喜んでいただく商品やサービスを提供できる人かと考えていて、私にはまだまだ工夫と情熱が足りていないことを感じさせられています。

 

夕方近くの時間帯に「いろ足袋」の足袋の大きさのことについての問い合わせの電話が入っていまして、その応対をしていたときに、着物姿の女性が入店されましてね~

 

マスクをしての和装姿だったもので、「お洒落な方だな~」と思いながら、電話で足袋巾の話をさせていただいていたのですが、帯の模様に視線を向けると、数ヶ月前に着物と帯に帯締め帯揚げをお求めいただいた新しいお客様であることが分かり、電話で話をしていいたにも関わらず、思わず“ステキ”という言葉を発していました。

 

県外から電話を終えてから、改めてご挨拶をさせていただきましたが、愛した娘との再会とあって、感激するところがありました。

 

お客様にご無理を言って写真を撮らせていただきました。

 

 

 

娘と再会
娘と再会

 

その写真がこちらで、オーダーメイドで作っていただいた加賀友禅染帯の「ワイン」柄だったんですね~

 

このように、店で準備してくださった着物や帯で店に寄っていただけたら、娘と再会したような感情があって、とっても嬉しいです。

 

お忙しい中、店に寄ってくださってありがとうございました。

 

 

話題が替わりますが、来る21日(金)からの卯月の会のテーマとなっている「永治屋清左衛門展」がどれくらいのお客様が興味を持って店に来ていただけるのかがとても気になっていまして、朝目が覚めると、アプローチが足りていないことへの段取りを考えていたりしますが、それ以上に、5月20日(土)・21日(日)の両日に東京は日本橋で開く、初めての展示会のことが気になって仕方がありません。

 

まず最初に頭を過ぎるのは、東京という大都市で田舎者の私が展示会を開いて、どれだけの人が展示会に来ていいただけるのだろうか?

誰も来ていただけないということも有りえるので、そうならないために、展示会の魅力を伝えなくてはならない。

 

どうしたらいいのだろう~

 

品揃えは現在の店の和装関係の商品を、そのまま東京で再現できたらと思うが、備品もいりますし、慣れない会場で私の想いを表現することができるのだろうか。

それと石川県で創作されている加賀友禅の着物や牛首紬を地元価格で発表したいと考えているが、どれだけの点数が必要とされるのか。

 

自分としては、加賀染め足袋やいろ足袋などの和装小物を充実させて楽しい展示会場にしたいのだが、それを私一人でできるのだろうか?

そしてその商品を詰める箱をどくらい用意してたらいいのか?

 

案内状らしき物を作らなくてはならないが、それをどうようにして構成したらいいのか?

 

他にも準備しなくてはならない「事や物」がいっぱいあって、とんでもないことをやろうとしていることに、改めて気づかされます。

 

その中でも最も重要なことは、どのようにして販売するのかではなくて、商品一つ一つにどのようなプレゼンが出来るのかが重要で、品揃えとコーディネートの技を軸に、お客様が気づかなかった世界を掘り起こしてみたい。

 

そんな想いを持って展示会に臨むつむりでいますが、展示会場を使わせていただけることとなった仕入先の担当者から、お手頃感のある小紋を紹介してみてはどうだろうか。

そのような提案いただきましてね~

 

 

 

税込み11万円の小紋コーナー
税込み11万円の小紋コーナー

 

こちらの画像で縦に4点並んでいるが正絹小紋で、柄によっては長コートや長羽織としても使ったいただけるものです。

 

担当者はズバリ税込み価格11万円の特別価格としたらどうだろうかとの相談をいただくこととなり、前向きに検討しているところです。

 

横から突き出ている黒地の模様は着物ではなくて染帯となるもので模様は更紗になります。

 

東京での品揃えは、出来ればお一人お一人が、見てみたい商品や模様などをこの店に伝えていただけたら、出来る限りご要望に添える商品を持ち込みたいと思っていますが、お願いしたら断れないという心理が働くのでしょう。

 

確かに言いにくいことではありますが、見立てをする柄としてはとても大事なことで、顧客満足に繋がるサービスかと思っています。

 

何もかもが考えることから始まり、決断が早くできない状態でいますが、この店らしさを表に出して、きもの愛好家に喜んでいただける「東京の展示会」にしたいと考えているところです。

 

展示会場は 一文株式会社東京店の2階 (当店の仕入先と建物になります)

住所は 東京都中京区日本橋富沢町5番3号  (☎ 03-3661-2797) となります。

 

 日比谷・浅草線  人形町駅とり 徒歩3分

 半蔵門線     水天宮前駅  徒歩7分

 都営新宿線    馬喰横山駅  徒歩5分

 都営浅草線    東日本橋駅  徒歩5分 にあるのが一文さんの会社になります。

 

物事が上手く行くことを信じて、「初めまして・東京展」の準備に知恵を絞ってみたいです。

東京を中心とし、日本列島の隅々から商品の注文や問い合わせの電話が入ってくることを期待して、今日を閉じることと致します。

 

東京展に関して、いつでも気軽に相談をいただけたら嬉しいです。

 

ではこれにて・・・。
お休みなさい。

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