加賀染の「絹紅梅小紋」と「古代型夏衣」のオリジナル品を坂口工房で染め出すことに

加賀染絹紅梅と古代型夏衣を染め出しする ゆかた/浴衣

午後からSEO対策について専門家をお呼びしてお話しを聞かせていただきましたが、毎日投稿を続けているこのブログを高く評価してくださいまして嬉しく思うところがありました。

しかし自分としては物足りなさを感じていまして、ブログ記事から売上に繋がるところがもう少しあってもいいのではないかと思うところがあります。

贅沢なことを云っているみたいですが、本質はブログ記事が見てくださっている方の心を動かすものでなければならず、記事の書き方に工夫が必要なのかもしれない。

自分にはブログ投稿しかできませんが、お話しを聞かせていただいて専門性を磨くことが課題とされているのかもしてないと思った次第です。

と言いつつも、毎日の画像の取り込みと作文は容易いなことではなくて、続けることに意味を持つもだと思っています。

そかしそれは、自分の取り組み方の姿勢であって、きもの愛好家からすれば、ためになる情報でなければ意味を持たない訳で、繁盛店になりたいと思ったら記事の中身となるのでしょう。

何処まで続けたら見えてくる世界が変るのか検討もつきませんが、取りあえず明日を見つめながらブログ記事を書くことに専念したいと思っています。

そして今日、クリスマスモードが高まっている最中に来年の夏物きものをオーダーメードで作る事を考えていまして、午前中に娘を連れて加賀小紋を染めていらっしゃる坂口さんの工房へ行ってまいりました。

【坂口工房へお邪魔して・・・】

坂口工房へお邪魔して・・・

全国で加賀小紋を染めているのは坂口裕章氏ただ一人だけで、故坂口幸市氏の長男さんでもあります。

幸市紙の後を継いで坂口工房を切り盛りされていまして、この時期は注文を受けた夏物を手がけているところです。

これから雪が降るというのに、物作りする側は夏物の制作に入っているんですね~

信じられない話かと思いますが、これが和装業界の物作りをさせている側の流れとなるものです。

来年の坂口さんの作品を準備したくて娘とお邪魔させていただくことに・・・

【加賀染古代型夏衣に使う型紙「四君子」の文様】

加賀染古代型夏衣に使う型紙「四君子」の文様

目的は当店のオリジナル作品を作るために工房を訪ねた訳で、娘が手にしているこの大きさの型紙を使って加賀染古代型夏衣(綿絽浴衣)を染めています。

坂口さんの工房には、このような型紙が山のようにしてお持ちでいらっしゃって、その型紙を選び、色合いも自分たちが選んで坂口さんに染めていただくという手順でオリジナル品を制作することとなります。

【加賀染絹紅梅と古代型夏衣を染め出しする】

加賀染絹紅梅と古代型夏衣を染め出しする

今年は始めて絹紅梅小紋にチャレンジして見ることとしましたが、絹紅梅の生地がなかなか手に入らないみたいで、なんとか2反用意することができたので、絹紅梅を2反と夏衣を4反染め出すこととしました。

【地色とさし色を決る】

地色とさしいろを決る

使う型紙を決ると、次は地色とさし色を決めなくてはなりません。

この色選びがとても難しくてね~

坂口さんの意見も参考にして決めましたが、オリジナル品の着物を作って経験も必要とされるので、初心者に近い私にはハードルが高く思えましたが、思い切ってゴーサインを出しました。

もう少し染め出しをしても良かったのですが、納期を4月20日頃の卯月の会までの染め上げて欲しいことを伝えると、色々仕事が立て込んでいて、一人で染める量も限られることから、絹紅梅が2点と夏衣4点が限界だということだったので6点の染め出しとさせていただきました。

どのような感じに染上がってくるのか楽しみですが、このような体験を重ねて、きもの専門店の形を創り上げていくのかもしてませんね。

こうして来年も夏物にこだわるつもりでいます。

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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