以前に県外の方から柚子柄の帯の件でご相談をいただいていたのですが、お客様のご要望に添えるものがなくてね~
そこで加賀友禅作家さんに図案を描いていただいて、オーダーメイドで染めるという選択を考えてみました。
素描友禅が上手な加賀友禅作家さんにお願いしていたのですが、柚子の柄の図案ができたとの連絡があり、その図案を受け取ることに・・・

加賀友禅の図案
この大きなファイルみたいな物を渡され、それを開くと柚子の図案が描かれていました。
作家さんの庭に咲いてた柚子をスケッチされたそうで、そのファイルのは二つの図案が・・・
ご相談をいただいた方に見ていただく必要性があり、その図案をここにアップしてみることにしました。
それがこちらです。

柚子の柄の図案(A)お太鼓柄
この映像が素描で描いた柚子の模様で、お太鼓になる部分です。
両脇に赤い線が入っていますが、外側に縦線が塩瀬帯の生地幅になり、帯芯を入れて仕立て上げると、その帯巾は内側の線になります。
帯地の色は白地に近い生成っぽう色が合うのではないかと考えていまして、柚子模様の表現方法は、糊糸目を使わずに直接筆で描く素描という技法で描けたらと思っています。
なので、こちらの画像が染め上がりだと解釈されてください。
この原案を基にして、地色であったり模様の構図を修正して染め上げたいと考えています。

柚子の柄の図案(A)腹の柄
そして腹にはこの柚子が・・・
手描きなので、隠れる面は模様を描かなければコストを抑えることができます。
なので片側の面には何も描き入れておりません。

柚子の柄の図案(B)お太鼓柄
そしてこちらがBプランの図案になります。

柚子の柄の図案(B)腹の柄
これが腹に出る模様です。
お客様からリクエストがあった訳ではないのに、市場に柚子の模様の帯がないことを知って、店として何かできるのかを考えたくて、オーダーメイドの帯を提案させていただくものです。
とてもリーズナブルなお値段でオンリーワンの帯が作れるだけに、お話をさせていただきたいと思っていますが、私の店で出来ることはここまで。
どのように受け止めていただけるかが心配でが、このような経験が店の価値を高めて行くきっかけになると信じているだけに見逃せません。
こうして物作りの勉強させていただいているのでしょう。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,158記事







