風邪をひいたみたいで鼻水が止まりません。
2018年にけじめを付けなくてはならないときなのに油断しました。
店内はお正月の飾りつけも終わり、裏方の整理や掃除を残すだけとなりました。
気にかかるのは我が家のことで、掃除もしていなければお正月の準備もできておりません。
明日も店は午後2時頃まで営業となるだけに、この調子だと手抜きしてた年越しになりそうです。
そして初売りは3日からで、その始まりは木目込み雛人形の発表と入卒用の装い提案です。
そこで今日はリーズナブルな価格帯の着物でママの入卒用のおしゃれな装いをコーディネートしてみたのでご覧ください。

色無地を入卒用の装いとしてコーディネート
その装いが色無地の着物で組み立てた着こなしです。
色無地にもいろんな種類がありますが、これは兎柄の地紋が入ったもので色合いが明るくて春を感じていただけるのではないでしょうか。
合わせた帯は白地にブルーの小桜柄の絞り帯。
そして白系の草履とバッグでコーディネートしたものです。
爽やかで優しい香りがしてとても素敵でしょう。

色無地を入卒用の装いとしてコーディネート
帯の小桜柄が春を告げるものになっていますが、春の色をピンクの帯揚げで呼び寄せてみました。
そしてポイントなる帯締めには紫で全体の甘い香りを締めてみることに・・・
キリットした感じが見て取れて悪くないでしょう。
かんざしは若い年代層を想像してゴールドを持ってみました。
単なる色無地ですが、このようにして春を想像しながら他の品を組み合わせていくと、あか抜けした装いになるかと思っています。

小桜柄の絞り帯
特に絞りの帯が魅力的でしょう。
こちらは全通柄の名古屋帯で遊び心のある帯ですが、色合いが優しいもので色無地にも違和感なく合すことができるかと考えています。

長襦袢に半衿
次に合わせたのが、ドット柄のグリーン系の長襦袢と桜の花びらを地紋で浮かび上がらせた正絹の半衿です。
ここにも品のいいおしゃれが潜んでいて、トータルコーディネートしていただくとカッコよくまとまることでしょう。

色無地に合わせた草履とバッグ
何かが強調された装いとは言えないのに、おしゃれ感と上品だが引き出されていて、季節を意識した上級者の着こなし方かと思います。
参考になるものであればいいのですが・・・
ところで2018年も残り一日を残すだけとなりました。
この一年を振り返り、新しい年に願いを託さなくてはならないのですが、日々の業務に追われてしまって心のゆとりを持つことができません。
取りあえず今日は家に戻って掃除ができるといいのですが・・・
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







