東京にも支店がある京都の仕入先が店に来ていまして、地方の呉服店さんが東京で単独に展示会をされている話を聞くこととなり、とっても刺激を受けました。
詳しく話を聞かせていただくと、積極的に東京で展示会をされている先は、Instagramを上手く活用されて新規のお客様を集めているらしく、結果を残していると言うから驚きです。
そのような話から、仕事に行き詰まる方もいれば、結果を残し注目を集める店もあり、インターネットを上手く使いこなしている先はまだ元気があるのではないだろうか?
そんな話でまとまりましたが、話を聞いていて、私も東京で単独の展示会をしたくなりましてね~
冗談ではなくて、一年後くらいに東京で会が開けるよう頑張ってみるつもりでいます。
さて、店はスタンプ状態が続いていて、そこから抜け出すことができずにいますが、焦らず、じっくり構えて、お越しになられたお客様に満足していただける対応ができるように心掛けています。
新規でお越しになったお客様には、余計なことを問いかけないようにして、訪ねられたことに対して分かりやすく説明を加え、リピーターとなるお客様にはゆっくりすることができるかの確認を取って、お茶を飲みながら世間話ができるよう努めております。
今日も遠方からお越しになったお客様と長い時間話し込んでしまいましたが、ビジネスから離れたたわいもない話がお客様との距離感を縮めて行くのでしょう。
大切なことかと思っております。
さて、「音のない音楽会」は今日も開演していまして、喜びの歌をお届けできればと思っていますが、数名の新客がお越しになっただけで、この面白さが伝えきれていない もどかしさみたいなものを感じております。
こちらのコーディネートはワインカラーの丹後木綿のきものをベージュ地に鍵盤と踊る猫柄を染めた紬帯で組み合わせたものです。
抽象的な染帯ですが、装いを豊かにしていて楽しんでいただける街着の装いかと思っています。
鍵盤から流れ出る音楽に踊る猫が装いを明るくしてくれていて、きものとの色の取り合わせもバッチリでお洒落だと思いませんか?
丹後木綿の色がワインカラーで深い色であることから、秋から冬の装いとして提案させていただきたいと思っていますが、このような紬地の帯を合わせても装いのバランスが壊れないところに丹後木綿のクオリティの高さを感じております。
このような感じで、街着の装いとして楽しんでいただけたらと考えております。
明日も明後日も「音のない音楽会」は変わりなく開演していますので興味があれば気軽に覗いてみてください。
今晩は野暮用がありまして投稿を早めました。
取り留めのない記事になっているかと思いますが、これで失礼させていただきます。
では、お休みなさい。