昨夜は日本ラグビーがスコットランドに勝利し、全勝でワールドカップベスト8を手にするができました。
途中から試合を見ましたが、後半残り20分の激闘はテレビの前で大きな声が出ましたね~
ノーサイドの笛が鳴ると、日本中が歓喜に沸いたのではないかと思いますが、試合終了後、テレビのチャンネルを変えると台風が残した被害の爪痕のニュース。
日本の中での出来事なのに明暗がはっきり浮かび上がっていて、複雑な心境でワイドショーを見ていました。
住まいが泥水で浸水した家って、この先どうするんだろう・・・
田畑に泥水が流れ込んでその後の処理をどうするんだろう・・・
考えるだけで胸が締め付けられるものがあり、気持ちが暗くなってしまいます。
そういう中でのラグビーの勝利は、沈んだ気持ちを掻き消すものがあって元気をいただけたのではないでしょうか?
次の南アフリカ戦も勝利を勝ち取って、沈んだムードを明るくしてしてくれることを願っております。
こちらのコーディネートは牛首紬を後染めした小紋にパンチ力のある染帯でコーディネートしたものです。
寒さが増す季節を迎えることもあり、ゴマアザラシの防寒草履も添えてみました。
着物柄がどことなく西洋風でモダンな帯との調和が上手くとれていて、大人の着こなしを味わっていただかるのではないでしょうか?
都会的なセンスを感じていますが、この組み合わせに帯〆と帯揚げの色を加えて、個性を引き出してみたいと思います。
加えたのは暖色系の色が入ったオレンジと黒のコンビネーションの帯〆で、帯揚げにはブルーを加えてみました。
帯〆と帯揚げの色が引き立っていて素敵でしょ・・・
帯〆の色合いが決め手になっているかと思いますが、もう一つ、帯揚げの色を変えた画像も用意してみたので、こちらもご覧ください。
山吹色を入れると明るさが増してフレッシュな装いを作り出すことができたのではないかと思っています。
あまり使わない色の帯〆帯揚げで組み立ててみましたが、おしゃれ感が増して惹かれるものがあるのではないでしょうか。
色合いの好みもあるかと思いますが、帯〆と帯揚げの色の加え方ってポイントが高いと考えていまして、おしゃれな色を加えられると装いが輝くといっても過言ではありません。
どうか帯〆と帯揚げの色にも気を配り、訪れた秋を着物でおしゃれを楽しんでみてください。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。