気のせいなのかコロナ感染防止の自粛ムードで身近な商売屋さんが元気がない感じがして仕方ありません。
感染防止対策が必要とされる社会になっていて、その事が足かせとなるのか伸び伸びと仕事ができないことや、コロナ不況で経営が苦しいことも考えられますが、いつになったら安心できる経済活動ができるのでしょう。
誰もが待ち望んでいることですが、一方で楽しい話題作りができる店にならないといけないと思っています。
いろんな障害が待ち構えていますが、こんな時だから経営手腕が試されるのでしょうね~
これからどうしたいのかを明確にして何か新しいことを始められたらいいですね。
こんなことを毎日呟いていますが、気候が緩やかに初夏へと近づいていまして、鮮度の高い夏の店作りを目指して行けたらと考えているところです。
そこで今日は、竺仙さんの紫地の綿紅梅小紋を夏着物と浴衣の二つのパターンでコーディネートしてみたのでお楽しみください。

紫地に綿紅梅小紋を夏着物として着る
ご紹介させていただく綿紅梅小紋は紫地の撫子柄で、いろんな色が入っていないことで夏着物として品よく着こなせる着物柄かと思っています。
模様の撫子柄がとっても優しくて、30代から40代の女性を意識して可愛い金魚柄の麻の染帯で組み合わせ、科布の鼻緒の夏草履でおしゃれな装いを演出してみました。
コーディネートのイメージは「縁日の日にご主人と出かける休日!」って感じかな~
撫子と金魚が愛らしくて、優しさ溢れる大和撫子が想像できるのではないでしょうか?

竺仙さんの撫子柄綿紅梅小紋を金魚柄の帯でコーディネート
腹の部分にも金魚が泳いでいて、白にエメラルドが差し込んだ色合いの帯〆帯揚げを使って装いを整え、金魚の夏かんざしも添えてみました。
かんざしがちょっと見にくいですが、爽やかさがあって素敵でしょう・・・

夏着物としてコーディネートした小物たち
このコーディネートに使った和装小物を集めた映像です。
夏の絽の帯揚げには撫子の地紋が入っていまして、白にエメラルドグリーの色が効いた帯〆と帯揚げに清潔感があって、夏らしい感じがするでしょう。
そして帯の柄とかんざしが共に金魚柄というのもおしゃれかと思っています。
次に撫子柄の綿紅梅小紋を夏着物から浴衣としてコーディネートしてみました。

綿紅梅小紋の浴衣コーディネー
帯は名古屋帯から半幅の紗の博多織単衣帯を合わせ、トンボ玉の帯留で浴衣の装いをワンランク上げた感じで組み合わせてみたものです。
そして夏草履から下駄に変えてラフな浴衣の装いへと変わりました。
浴衣の装いですが紫地に撫子柄がとっても優しくて、帯周りに色使いもおしゃれで品の良さが演出できたのではないかと思っております。
こうして一枚の着物が夏着物と浴衣の二役をこなすなんて、お得感があって活躍の場が広がると思いませんか?
只今店内ではこのような提案をしていますので、妙味があれば気軽に覗いてみて下さい。
それでは今日はこれでおしまいと致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







