静かな日曜日。空はどんよりしていましたが蒸し暑さも少し納まり私自身はリラックスモード。
ゆったりとして感じで時間が流れて行きましたが、昼食を食べ始めたときに仕入れ先から近況を報告する電話が入って来ましてね~
今日に昼食はカップ麺。
タイミングが悪いと思いながらも、彼が取引をしている専門店さんの様子も知りたくて目線はカップ麺で口の動きと頭の中は話のキャッチボール。
その彼は、厳しいと言いながらも頑張っているみたいで、私の店の「涙市」に商品の協賛をしたいと言ってくれましてね~
嬉しい申し出で、こうして気にかけてくれていることに感謝したいと思っております。
結局カップ麺は、彼の話が長くなると判断ができたら、静かに緬を口まで運んでゆっくり食事。
行儀がいいとは言えませんが、その担当者とは阿吽の呼吸が図れる長い付き合いで、彼の話し好きが分かっていたから成せた技だったのかもしれません。
誰かが見ていたらコッケイだったでしょうね~
そんな私が本日アップさせていただくのが、この時期に着ていただけたら とってもおしゃれな小千谷縮を型絵染の染帯でコーディネートしてみたのでご覧ください。
こちらの映像から穏やかだで優しい香りが漂ってまいりませんか?
緑の草木が溢れる草原を眼下に置いた小さな町に煙突が自慢の白化粧をしたパン屋さんがあって、そこに週末になるとパンを買いに出かける至福の時間。
店内では喫茶も楽しめて、顔なじみになった店主が窓際に座った彼女に”いつものセットをご用意致しましょう!」と、声を掛けてくださる。
何故かこの装いから平凡な日常が目に浮かんでまいりまして、それも朝陽を浴びたパン屋さんへ小千谷縮を着て足を運ぶシーンが・・・
ナチュラル感が、ゆっくりと刻む時間を引き出しくれたのだと思いますが、どうしてパン屋さんなんでしょう?
私にも分かりませんが、解き放された優しい時間に触れられることでしょう。
正面はこんな感じでまとめてみました。素敵でしょう・・・
際立てて目に付く個性派の装いではありませんが、安心感と爽やかさがあって着物で夏を楽しみたい方におススメさせていただきたいコーディネートかと思っています。
とても気に入っている娘たちですが、これらが23日からの「涙市」では割引をしなくてはなりません。
それがとっても辛い。
こんなにステキな商品をどうして割引価格に付けなくてはならないの!
今年はコロナの影響もあって夏物が大スランプ。
今週から徐々に店内の娘たちに割引価格を付けて行きたいと思っていますが、辛い作業になりそうです。
年に一度のことなので割り切らないといけませんが、涙、涙。
今日も県外の方から、以前に紹介したことのある夏物のお羽織が23日からの涙市でいくらになるのかの問い合わせをいただき、複雑な心境でいるところです。
そして今日も関東方面の方からマスクの注文。
いろんな想いが交差していましますが、店の取扱商品がお役に立てているのなら「全て好し」と思って、明日へと繋ぐ道にしたいと考えている私です。
頑張らないといけませんね。
ではこれにて・・・
お休みなさい。