お天気に恵まれた神無月の会でしたが来店客数が少なくて、思っていたようには事が運ぶことはありませんでした。
厳しさを感じながらもスタートを切ったばかりです。
「着物の世界は楽しい」と思っていただける人を増やしていけるよう、努力を積み重ねることがこの店の役割かと思っていて、これから今からという心境でいます。
少しずつコロナ禍の環境が改善されつつあり、年末に着物で集うクリスマスパーティーを開催させていただくつもりで動き始めました。
開催の目的は、着物を着る場がないという多くのお客様の声が届いていまして、店として何かできないだろうか?
そんな思いから考え出したのが、着物で集うクリスマスパーティーだったのです。
今年で4回目となますが、昨年はコロナ新規感染者の増加を案じる時期でもありまして、開催に漕ぐ付けるまでに気苦労がありましたがどうにか開催することができました。
今年は12月5日(日)の17:30分の夕刻より金沢国際ホテルにてクリスマスパーティーを開催させていただきます。
最初にマリンバとフルートの演奏でお楽しみいただいてから、ディナーとお楽しみ企画を予定しています。
会費はお一人様5,500円とさせていただきましたが、着物着装であればどなたでも参加いただける企画だけに、ここにご案内をさせていただく次第です。
詳しいことについては当店にお尋ねください。
今回の神無月の会でもクリスマスパーティー開催のご案内を入れていまして、店としてはお客様の憩いの場になるよう知恵を絞りたいと考えているところです。
そこで今日はクリスマスまでにはまだ早いですが、着物で楽しむクリスマスコーディネートを紹介させてうぃただきます。
そのコーディネートを江戸小紋をベースに作ってみました。

江戸小紋でクリスマスコーディネート
そのコーディネートがこちらになります。

雪にトナカイの刺繍帯
黄色の江戸小紋に白地に雪とトナカイを刺繍した帯で組み合わせたものです。
冬の装いとも言えますが、世の中がクリスマスで騒ぎ始めるとクリスマスコーディネートになるのではないでしょうか?

クリスマスコーディネート
帯締めに赤系の色を入れ、帯揚げにはラメ入りのものを使ってみました。

江戸小紋でクリスマスコーディネート
こちらになると少し趣が変わり、大人っぽいクリスマスコーディネートではないでしょうか?

市松に雪の結晶柄の帯
合わせた帯は市松に雪の結晶柄になります。
クリスマスとは直接関係ありませんが、お洒落な装いと言えるのではないでしょうか?
このようなお洒落な帯が映えるのも江戸小紋の魅力かと思っております。
参考にされてください。
この店がきもの専門店としてご理解をいただくまでには、まだまだ時間がかかるのかもしれませんが、着物ファンを増やして行けるように、おしみない努力を積み重ねて行かなくてはなりません。
そのことを忘れずに、明日に望みを託しブログを閉じるこことします。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







