ようやく春の訪れを感じられるようになりました。
バックヤードの窓目から力強い日差しが差し込んでいて、風もなくて外はポカポカ陽気という感じです。
暦は明日から4月で、新しい職場や環境で仕事をされる方が多くいらっやるかと思いますが、志を持って仕事に臨める社会人であれたら、嫌なことがあっても務まるのではないかな~
どうか頑張ってください。
それは自分に投げかけたい言葉でもあり、不振の日が続いているたけに元気を出さなくてはならないと思っています。
4月の始まりは京都出張から始まりますが、明日は京都までJRで在来線、北陸新幹線、サンダーバートと乗り継いで移動しなくてはならず、北陸新幹線が敦賀まで繋がったものの、そこから電車を乗り換えて京都に入らなくてはならないために、京都まで遠くなった気がしてなりません。
日本社会は明日から新年度となるだけに、そことに便乗して気持のリセットが図れますが、仕事自体は何も変わっていないので、取りあえずは4月19日からの【復興展】に向けて準備を進めなくてはなりません。
そのこともあって明日は忙しい日となりそうですが、チャレンジャーとしての心意気を持って仕入先の商品を見て歩きたいと思っています。
【先染の牛首紬を紬帯で春の着こなしを】
こちらは【復興展】にて特集を組みたいと考えている「先染め牛首紬」を紬帯でコーディネートさせていただいたものです。
とてもいい感じで写真が撮れていて、お花見コーディネートになったいると思いません。
右下のは山葡萄のバックが映っていて哀愁が漂う組み合わせになっているのではないかなな~
牛首紬は石川県白山市で織られている紬で、先染めといって糸を先に染めてから織機で織って仕上げる紬と、先に一反の白生地を織ってから、地元石川県や京都で模様を染めた小紋や無地染めであるなら色無地となる後染め牛首紬かありまして、そこに夏・単衣物の牛首紬があるので、商品を絞り込んで復興展にて紹介ができればと考えています。
牛首紬についても、お客様の中で見て見たい色柄があるようでしたら、前もってお聞かせいただけたら無駄のない品揃えができるかと思っています。
どうか気軽に相談くださいと言っても、なかなか気軽に相談できないというのが呉服店との関係性で、気が許せないというお客様のお気持ちも良く分かります。
しかし、お客様がベストな商品を手にしたいとお考えでしたら、歩み寄ることも大切です。
一目惚れをするような偶然な商品との出会いもあるでしょうが、お見立てとなれば呉服店のセンスが問われますし、意に添わない場合は遠慮すうことがあってはなりません。
気を遣わずに「No」と言っていただくとで店とのコミュニケーションが深まるのではないでしょうか。
そこには店とお客様の相性もありますが、私としては品揃えを考える時間をお客様に向ける事ができたなら有意義だし、自分の力も発揮できるかと思っています。
【夏牛首紬扇子を復興展にて発表!】
そして今回の復興展では牛首紬に着物だけでなく、こちらの夏牛首紬から作った扇子も五種類ほど紹介させていただきたいと思っています。
その一つが画像にあるベージュ地の夏牛首紬扇子ですが、同じ生地で扇子ケーズを用意しているので、収納の楽ですし、なによりも品がいいのでオススメです。
お値段は税込み価格¥10,450となります。
この牛首紬扇子も牛首紬の着物と同様に、【復興展】にてお品代の5%を復興支援として寄付させていただきたいと思っています。
ということで3月最後の記事を書き終えることが出来ました。
明日は朝が早いためにこれで自宅に戻らせていただきます。
それでは、皆さんお休みなさい。